らめれこボドゲコラムvol.007_バザリ
vol.007-バザリ(1998年)
こちらの記事にいらっしゃった皆様、こんにちは。
らめれこげーむず!の「うにかんてんてー」と申します。
今回も楽しく、ボードゲームレビュー行ってみよう!
実は先日、色々と諸事情あって、
オープンしたてのJELLYJELLYCAFE秋葉原店に足を運んだのです。
そこでプレイした「バザリ」が今回のテーマ。
ちなみに、使用したのはNewGamesOrderさんの2016年版です。
詳しくは調べてないけど、5人プレイ対応が追加されているのかな。
フレーバーは詳しくは知らないけど、
宝石転がして、大金稼ぎましょって感じで、宝石集めが重要な模様。
メインシステムは、バッティング。
全員が、プレイ人数より少なめなアクションカードを持ち、
ターン毎にやりたいアクションを選んで同時公開するだけ。
当然カード枚数が人数より少ないんだから、
必ずどこかでバッティングが起きるわけだけど、
ここからがこのゲームの肝なトコロ。
2人のうちどちらがそのアクションをするかを、
持っている宝石をタネに交渉するのです。
「俺のルビー譲るから、このアクション俺にやらせてよ?」みたいに。
この交渉の駆け引きが面白い。
なにしろ宝石による得点は、ラウンド終了時一位の人だけ。
交渉は2人でやるけど、全員の宝石の数が気になってしょうがない。
なお、3人以上でバッティングすると、誰もアクション出来ない。
これが一番萎える展開なので、よく考えてカードを出そう。
今回のプレイでは、サイコロアクションによる、
ボード最速一周ボーナス狙いでやっていたけど、
ちゃんと大きいダイス目が出てたにも関わらず捲くられてしまい、
それなら宝石集めに方針転換だ、ってやってたけど、
最終的には点数が思ったより伸びずに惨敗してしまった。
コインアクション狙いのプレイヤーが独走してたけど、
ルビー集めてたプレイヤーがラストで逆転って流れだったかな。
正直、バッティングゲーは大概面白くなるんだけど、
このゲームは交渉も肝なので、その辺りの好みが出るかもしれない。
対戦相手の動きが面白いと、自然と面白いゲーム展開になるよね。
ルールは簡単だと思うんで、色んなシーンでオススメ。
なお、ロールプレイ的には、
「お殿様、こちらが黄金色の菓子折りでございます。」
「え、ルビー欲しいの?じゃあ、エメラルドを積んでくれないとw」
「やっぱり7点だよなー」
とか使えると思います、どうぞ。