らめれこボドゲコラムvol.006_ウサギとハリネズミ
vol.006-ウサギとハリネズミ(1973年)
こちらの記事にいらっしゃった皆様、こんにちは。
らめれこげーむず!の「うにかんてんてー」と申します。
今回も楽しく、ボードゲームレビュー行ってみよう!
新作or最近プレイしたゲームをテーマにしているんですけど、
実は最近ようやくプレイ出来た、伝説のゲームがあるのですよ。
第一回ドイツ年間ゲーム大賞の受賞作品のウサギとハリネズミです。
ちなみに、初出年度は1973年だそうですよ、40年以上前だよ。
今となっては若干古さを感じるシステムではあるんだけど、
何回もリメイクが出てたり、フレーバーを変更したリメイクがあったり、
ボードゲーマーに愛されてるゲームではないかと思うのです。
システムとしては双六で、当然最初にゴールした人が勝者ですが、
進める歩数は自分で好きに決めていいという所が、何とも不思議ですね。
じゃあ、勝手に沢山進めばいいじゃないか、と言うとそうではなく、
進むためには、手札のニンジンが大量に必要で、
しかも沢山進むためには、指数関数的に必要ニンジン数が増えるので、
それ用に沢山のニンジンを確保する方法を考えるわけです。
ここで面白いのが、順位が後ろの方がニンジンは確保しやすい所。
そして、ゴール条件にあるレタスの処理は順位が前の方がやりやすい。
ってわけで、各人が状況に応じて順位の操作をするゲームなんですね。
んで、今回のプレイでは実はインストミスをしていて、
各マスの処理はマスに入った時じゃなく、マスから出る時なんだよね。
まぁ、そんな事は関係なく、ウサギカードの引きに負けた…。
そんなわけで、正しい評価が出来るかどうか微妙なんだけど、
とりあえずルールの分かりやすい双六ベースなのに、
全然展開が読めない不思議なプレイ感がハマりそう。
ちなみに、順位が重要なゲームなんだけど、
2人プレイや3人プレイだと、駒を2個ずつ使うので、
ますます順位のやりくりが楽しそうだな、と思うので今度やってみたい。
色んな人に勧めれるゲームではあると思ってるけれど、
必要ニンジン数の扱いが結構大変なので、小さい子には難しいかも。
なお、ロールプレイ的には、
「差しウマ的にラストで大逆転行くぜぇー」
「そう簡単にレタスが食えると思うなよ」
「この状況だと、しばらく人参料理しか食えませんねぇ、あははー」
とか使えると思います、どうぞ。