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らめれこボドゲコラムvol.002_リアルト橋

vol.002-リアルト橋(2013年)

こちらの記事にいらっしゃった皆様、こんにちは。
らめれこげーむず!の「うにかんてんてー」と申します。
今回も楽しく、ボードゲームレビュー行ってみよう!

第2回は個人的押しデザイナーのもう一人、
ステファンフェルトの「リアルト橋」

イタリアのベネツィアにある有名なリアルト橋がフレーバーと思わせて、
実は各地区に議員を送り込むのがメイン目的である。

まぁ、ベネツィアの街並みと水路の雰囲気バッチリなボードは、
ゲームのテンションを上げるよね、観光してる気分。
勝利点トラックの街灯もムードあってかっこいい、ただし見にくい。

6種類のアクションが書かれたカードを7枚持ち、
それぞれのアクションについてマジョリティ確認、
最終的には各地区に送り込んだ議員駒の数もマジョリティ確認。
いかに僅差で出し抜くかが勝利への道である。

僅差で出し抜く事について重要な意味を持つのが、
ボードの上部にある総督トラック。
マジョリティ確認の際に引分けがあれば、
いつでも総督トラックの上位プレイヤーが勝つので、
直接的な勝利点には繋がらないはずの総督トラックが、
意外と勝利のカギを握るシーンが多数見られた。

個人的には、この僅差で出し抜くってのが苦手で、
どちらかと言うと、僅差で捲られるパターンばかりで、
こういうゲームは全然勝てないんだよねー。
ゲーム自体は面白いと思ってるけど、勝てない。

あと、橋建築アクションのトップボーナスのタイル配置、
どこに置いたら自分に都合が良いのか、全然読めない。
前のラウンドで、大差で議員数勝ってればラクなんだけどね。

フェルトのゲームとしては、比較的軽めで、
カードの引き運が勝敗へ大きく影響する辺り、好き嫌い分かれそう、
とは思っているけど、色々な面を含めてとても大好きなゲームです。
BGGのランクは低いけど、意外と好きな人が多いってのも分かる。
引き運勝負にしたくない人は、頑張って総督トラックを伸ばすべし。

なお、ロールプレイ的には、
「さあ、最初にお選び下さいませ、総督。よりどりみどりですぞ。」
「金さえあればチートな建物効果使えるってんなら、コレでどうだ!」
「見たまえ、べネツィアのゴンドラと橋の美しいコラボレーションを」

とか使えると思います、どうぞ。

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