ジャンプ新連載 半年後に生き残る漫画を予想する② ふたりの太星

漫画家の夢の舞台週間少年ジャンプにおいて半年後も打ち切りにならずに連載を続けていく漫画を予想する企画の第2回です。

前回の記事はこちらから

今回は

ふたりの太星

を予想していきます。

謎の上から目線で評価させていただきます。

目次

①ストーリー展開

②キャラクターの魅力

③絵の魅力

④この漫画の良いと思う所

⑤この漫画の気になる所

⑥半年後に生き残っている確率


①ストーリー展開

ストーリーをざっくり私なりに説明すると

二重人格の天才棋士が活躍するストーリーです。

一人の性格はまさに連戦連勝の天才棋士

もう一人の性格は本当にやりたい事が見つからないが、将棋の腕前は天才棋士であるもう一人の性格を上回る実力。ただし時間オーバーで負けを繰り返していると言った所です。

ストーリーの感想は特に面白くもつまらなくもないと言った所です。

主人公の無双ぶりを見て爽快感を感じるタイプの漫画ではありません。

そして1話で主人公の二人よりもヒロインの女の子がいきなり出ずっぱりというのもピンと来ません。

ヒロイン登場は漫画の中の重要なエピソードです。

1話から簡単に出すもんじゃないと私は思います。

1話で読者に次も読みたいと思わせるパンチは不足していると私は思いました。

ストーリー5(及第点は6)

世界観4.5

伏線6


②キャラクターの魅力

二重人格の主人公がタイプの違う将棋で活躍する設定は非常に面白いと思います。

しかし、ヒロインがやはり不要かなと読んでいて感じました。

将棋もしない女の子キャラに魅力は感じません。

非常に面白い主人公なのだから脳内で二つの人格を会話させればストーリーは展開できたはずです。

大ヒット漫画のヒカルの碁がまさに脳内会話でした。

そして極め付けは将棋の世界観をぶち壊す変な服装のライバルキャラクターの登場です。

主人公もヒロインも普通の服装の世界に突然登場した変な服装のキャラはあまりにも違和感しかありません。

あのキャラを出したのは非常にマズイと思いました。

主人公が負かした相手に突き落とされてピンチになるのはバトル漫画ではない世界観において全くドキドキしない展開であり、むしろ胸糞の悪い展開だなと感じました。

あの変な服装のキャラが作品全体に大きなマイナス印象を与えています。

主人公の魅力 6.5

ヒロインの魅力 4

ライバルキャラの魅力 3.5


③絵の魅力

絵の印象は初めて見た時に何か過去にヒット作を出した作者なのかなと思わせる

綺麗な絵だと感じました。

やや古臭さは感じるもののストーリーとキャラクターさえ良ければもっと輝ける絵の魅力がある作者だと思います。

コマ割りに関しては特に魅力は感じません。

輝く一コマというものはまだ感じていないです。

絵の読みやすさ6.5

絵のカッコよさ5.5

コマ割りのセンス5


④この漫画の良いと思う所

主人公が二人の将棋の天才という設定は非常に面白いと感じました。

二人の天才が入れ替わりながらトップ棋士を破っていく痛快なストーリーならばもっと面白いと感じていたと思います。

現状は怪我で人格が戻ってこない、戻ってきたを繰り返しており主人公の天才ぶりから爽快感を感じる事が出来ていないのは本当に残念。

主人公の魅力は良いものがあると思っています。

⑤この漫画の気になる所

どうでもいいエピソードをダラダラと書く癖が作者にあるように感じます。

どこで読者をドキドキさせるのか、どこで読者をワクワクさせるのか

どこで読者に続きが気になると思わせるのか?

前回考察した八丸伝とはその点が雲泥の差だと感じています。

世界観をぶち壊す服装のキャラを登場させている事からも世界観を貫く意識も不足しているように感じています。

ヒロインの出し方も悪いですね。

主人公とヒロインは古い付き合いの設定ですが、読者はヒロインの事は全然知りません。

主人公とヒロインが仲良くなっていく過程に読者は惹かれていくはずです。


⑥半年後に生き残っている確率

前回の八丸伝は生き残り確率90%と非常に高い予想を出しましたが、

今回のふたりの太星は現状のクオリティから考えて半年後に生き残る確率は15%、打ち切りの可能性が非常に高いと思います。

1年後生存確率は5%以下だと思います。

非常に厳しい展開になると予想します。












皆様の応援に支えられて毎日連続投稿継続中。ゲームアプリの触りの部分をプレイする事でゲームの出来を独自に判断し半年後のセルラン を予測をしていましたが、エンタメ未来予測全般に挑戦したいと思っています。