日本は世界一冷たい国なのか?
Yahoo!ニュースでこの記事が目に付いたので私の考え方を語らせてください。あくまで私の考えなので記事の良い悪いです。
日本は世界一冷たい国である!!
いやいや、そこの記者君も様々な人に読んでもらう事がお仕事とは言えセンセーショナルなタイトルつけすぎじゃないですか?
タイトル詐欺ですよ。
私は日本が世界一冷たい国だなんて思った事は一度もありません。
電気が普通に使えて、安全な水が飲めて、どこにいっても日本語は通じて、空港には案内係が必ずいて、
ネットでは目的地までの最短の電車の乗り継ぎ方法を示してくれるアプリがあって、
信号機も自動販売機もコンビニも至る所にあって
とても親切な国だと思うのは私だけですか?
日本より遥かに不便な国の方がまだまだ多いですよ。
以下は上記の記事からの引用です。
イギリスのチャリティー団体Charities Aid Foundation(CAF)が、人助け、寄付、ボランティアの3項目についての評価を各国別にまとめて発表する世界寄付指数(World Giving Index)。その2018年の調査では日本は144カ国中、128位だった。項目別でみると、
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●Helping a stranger(他人を助けたか)が142位!! (つまり下から3番目)
●Donating money(寄付をしたか)が99位
●Volunteering time(ボランティアをしたか)が56位
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引用終わり。
チャリティー団体のアンケートで日本のランキングが低かったから日本人は冷たい!というのは暴論すぎませんか?
寄付をしなくても生きていける社会の仕組みがある
人を頻繁に助けてあげなくても生きていける社会の仕組み
があるから日本は便利で親切な国だと思うんですけどね?
日本人が信号機のルールを皆で守るからこそ、人々は安全に道路を渡る事や車を運転する事が出来るのですけど、これは日本人の温かさとは違うのでしょうか?
自動販売機に飲み物を補充してくれる人がいるから、我々はどこでも冷たい飲み物をすぐに飲む事が出来るのですが、これは日本の温かさではないのでしょうか?
電力会社の人達が頑張って働いているから、我々はどこでも電気を使うことが出来ますし、災害があっても電力会社が頑張って復旧作業を行うからまた便利な生活に戻る事ができるはずなのですが、
電力会社の人々の仕事は人助けではないのでしょうか?
道案内する機会が減ったのはスマホの普及により、誰でも手元に地図を持てるようになったからであり、地図アプリを運用している人達の仕事は親切ではないのでしょうか?
お金をもらってほかの人の役に立つ事をする事は温かさではないのでしょうか?
仕事は誰かの暮らしを便利で豊かにする、誰かを楽しませる事でお金を貰うわけですが、
仕事はお金をもらっているから人助けには当てはまらないのでしょうか?
人助けとは必ず無償で行わなければいけないものなのでしょうか?
日本という便利な国が維持されているのは日本人が根本的に親切だからです。
筆者がもっと社会的弱者にも手を差し伸べようと主張したいことはわかりますし、与えられる人間になろうという主張も良いなとは思いますが、
日本人が世界一冷たいは言いすぎです。
昔より便利になった日本の暮らしにおいて、過去の日本人よりも今の日本人が冷たいとも全く思いません。
日本人は昔よりも温かい、だけれどももっと温かい社会にする余地はまだまだ残っている。
これが私の考えです。
こんな便利な国に暮らしているからこそ日本人が温かい事は間違いないです。
日本人が世界一冷たいならばルールも言語もバラバラの思いやりゼロの崩壊した荒んだ国になっているでしょう。
今日も皆で支え合って平和で便利な毎日が遅れている事に感謝しかないです。
そして海外に遊びに行って思う事は海外の人も日本とは違う温かさがあるという事。
海外ならではの不便さもあるけど気楽さもあると言う事。海外が冷たいなんて事もありません。
それぞれの国で良い所があるのに日本人は世界一冷たい!とは何事だと思ったので書かせていただきました。