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【0.5の男】沖田監督さすが作品。挫折って誰でもしたことあるから。
新井浩文に続く好きなタイプの俳優、松田龍平。
ネトフリで出たので早速チェック。
「何これおもろい…てか沖田さんか…そりゃおもろいぜ…!」
0.5の男 とは
『0.5の男』(0.5のおとこ)は、WOWOWの「連続ドラマW」枠で2023年5月28日から6月25日まで放送されたテレビドラマ[1]。主演は松田龍平[1]。
古くなった実家を2世帯住宅に建て替えることにした立花家だが、ひきこもりの兄・雅治(松田龍平)の居住スペースが問題に。父・修(木場勝己)はこれを機に自立すればいいと言い、母・恵子(風吹ジュン)は無理をさせたくないと擁護する。一方、妹・沙織(臼田あさ美)は兄の部屋をなくして玄関を二つにしたいと自分勝手な主張を繰り出す。話し合いがまとまらない中、ハウスメーカーの川村(井之脇海)の説得によりなんとか「2.5世帯住宅」の建設に向けて歩み出す。
引きこもりなんて、世に出ていないだけで沢山いるんだろうに…人ごととは思えないと思って見た。
(自分が引きこもるの大好きなのもあるけど)
自分の家族はもちろん、将来息子が引きこもるかもしれない。(子どもすらいないのに一丁前に考える
キツツキと雨、南極料理人の沖田修一が監督。
ぶっちゃけ暇つぶしで情報を持たず見始めたけど、1話見て納得。おもしろい。
松田龍平はもちろん、風吹ジュンが相変わらずの良い存在感でキャスト陣もいいセレクトです。
「こういう家族いるよな」の中に、0.5の存在が自然と存在するのです。
暗いストーリーではない
引きこもり(ひきこもり、英: hikikomori, social withdrawal、引き籠もり)は、仕事や学校に行けず家に籠り、家族以外と交流がない(社会関係資本を持たない)状況またはそうした生活をしている人を指す。
「どうして引きこもったんだろう?」
「何があったんだろう?」
引きこもりが主人公のドラマ、と聞けばまずそこが気になるし、話の中心になると思う。
それはまず、最初のシーンで吹っ飛ぶ。
毎日、家の中で、ただただ生きていくだけの1人の男性が、何を思って、どう変わりたいと思っていくのか、の方が大事なドラマだった。
このなんてことないシーンを冒頭にぶっ込んでくる沖田監督はやはりすごいと思う。
誰でも挫折はあるから
私はこの年齢になったから、このドラマの良さが分かったな、と最終話まで見て思った。
引きこもりはしていないけど、働くこととか、表現することってなんだろう、小さなことを何回も考えたし、20代ど真ん中でフリーターも経験した。
30代になれたから、ゆっくり一つ一つのシーンを楽しめたし、最後お父さんと日本酒を買いに行くシーンは、なんてことないのにちょっと泣けた。
心が弱っている時でも、心に寄り添ってくれる優しいドラマです。
もちろんそうでない時も。
決まったレールに乗らなくても、生きていることだけでいいんだよ、と教えられたようだった。
まとめ・ネタバレしないで書くのむずい
ネタバレなしで書くのはとても難しい。。
文才ください。(スミマセン、国語の成績悪かった族です