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ウェズリー・スナイプス版プレデター「コンタクト」
漢が地球外生命体と戦う映画といえば「プレデター」だが、実は喧嘩番長も宇宙人と喧嘩していましたよということで、今回は「コンタクト」(2017)を紹介する。
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簡単に言うと、山奥へ遊びに(ヤリに)来た男女5人組が宇宙人に襲われ、その山に住んでいるウェズリーも宇宙人と死闘を繰り広げることもなく終わるという映画です。
これだけ聞くとつまらなく感じるけど、実際も面白くないストーリーだったので安心してほしい。
途中の給油所でウェズリーに喧嘩を売られる5人組、世界中での異常気象が発生しているというニュース、突然倒れる友達、そして熊撮影のために仕掛けたカメラに目を光らせたウェズリーの姿が!!
ここまでは面白いんですよ。でも此の後戦い始めてからがまじで要らないシーンが多いし、ウェズリーも全然アクションしないので残念ポイントが多い。
まず、別荘に着いた瞬間おっぱじめる男女、元カノの写真をスマホで見るという空気の読め無さレベルMAXな行動をする主人公、そんなことをしといて元カノの話を聞かれたら逆ギレする主人公など、「お前ら何しに来たんだよ!」と言いたくなるシーンが多い。
さらに、敵には全然弾当たらないのに同士討ちだけ上手だったり、せっかくウェズリーが助けてくれたのにすぐに逃げようとしたりするなど、イライラする展開が続く。
しまいには、全員宇宙人に連れて行かれ宇宙船の中での回想シーンと葛藤シーンがダラダラ続き、「ウェズリーはどうしたんだよ!」と叫びたくなってしまった。
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このようにストーリーは面白くなかったが、ぶっちゃけ元々そこに期待していない。では何に期待するかというとズバリ、ウェズリーさんのカッコよさである。これに関しては100点の出来だった。
この映画でもスナイプスジョークを披露してくれている。
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また、宇宙から帰ってきたら誰にも見向きされず、山に籠もっているという設定がランボーを彷彿とさせる。
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以上のように、なんだかんだ言ってまあまあ楽しめたので良い映画だとは思う。何と言っても90分ですからね。180分の映画観てつまらなかったらガッカリするけど、90分なら許せるというもの。
ブレイド以来の、「俺に喧嘩売ったことを後悔させてやる」精神のウェズリーが観られるので、それが観たい方にはお勧めです。