帰国者必見!ミュンヘンで✨検疫所指定宿泊施設滞在を3日で終わらせられる✨出国前検査証明書の入手方法について
ミュンヘン周辺で日本への帰国を予定している方に有益な情報と思い、ミュンヘンで、厚労省が指定する出国前検査である「鼻咽頭ぬぐい液核酸増幅検査」を受け、かつ、厚労省指定の証明書フォーマットで検査結果を受け取る方法を書こうと思いました。なお、この情報は2021年3月30日現在のものであり、今後、様々な条件の変更の可能性がありますのであらかじめご了承ください。「鼻咽頭ぬぐい液核酸増幅検査」以外の認められている検査方法はこちらをご参照ください。
厚労省が認めている検査方法以外の検査の場合、日本入国後に求められる検疫所指定の宿泊施設での滞在期間が3日間ではなく6日間になります。最悪の場合は入国が認められず、強制送還させられます。この、3日間と6日間の重さ、苦しさの意味が分からない方は、以下の一段落もご一読ください。この時点で3日間が6日間に伸びることの大変さが分かる方は、一段落飛ばしてください。
3泊、ないし、6泊滞在を求められるホテルは、全国展開している有名な某ビジネスホテルです。ビジネスホテルのご利用経験が少ない方にご理解いただきたいのですが、ビジネスホテルというのは社畜が出張で使う、シャワーを浴びて寝るだけのホテルです。ベッドの上にしかスーツケースを開けられるスペースがなく、食事は公立小学校の給食以下、壁・床・天井が薄く上下左右から音が聞こえるという、コスト最優先のホテルです。「出張でおいしいものを食べて、お酒飲んで、いいなー」と言われることの実態は、「外でおいしいものを食べてお酒を飲んで、酔わなきゃ寝られない」環境で1泊する、ということです。そんなホテルに3泊なのか、2倍の6泊なのかをご想像いただだき、「そんなホテルに6泊もできるなんて素敵!」と思う方は、以下を読むと時間の無駄になります。ここまでお読みいただきありがとうございました。
さて、ビジネスホテルに3泊でも地獄なのに、倍の6泊地獄を避けたいという方は続きをどうぞ。ミュンヘンで「鼻咽頭ぬぐい液 核酸増幅検査(real time RT-PCR)」“Nucleic acid amplification test(real time RT-PCR)and Nasopharyng”を受ける方法です。
1. 医療機関
ミュンヘン空港ターミナル1のモジュールEの到着フロアの下のフロアにあります。
医療機関名 MediCare Flughafen München
Medizinisches Zentrum GmbH
NOTFALLAMBULANZ
住所 Terminal 1, Modul E, Ebene 03
Postfach 23 17 55
D-85326 München
電話番号 +49 89 975 63 399
ファックス +49 89 975 63 326
Email notfallambulanz@munich-airport.de
URL www.munich-airport.de
2. 予約方法
メールとURLでの予約が可能です。
Email: medicare@munich-airport.de
URL: https://urldefense.com/v3/__https://www.medicare-datenerfassung.de/fragebogen/anfrage__;!!OS44WA!DBQgVVczTgNSWA0JN2UuLBHcC79ttPo0gPjPrhMCoc8EGfLh1W5O9BJUBcDo1uiAYs-IPfJ-Q_A$
メールは、氏名、電話番号、メールアドレス、希望の受診日、日本入国用の検査“Nucleic acid amplification test(real time RT-PCR)and Nasopharyng”を希望の旨を記載して送ると、確認され次第返信があります。URLからは氏名、電話番号、メールアドレス、希望の受診日を入力すると、メールに返信があります。いずれもすぐには返信がないので、早めに行うことがお勧めです。確認された後、登録したメールアドレスに詳細登録用のURLが送られてくるので、そこから必要事項を記入します。検査方法の選択時に、”PCR Test inklusive Japanzertifikat (Nasenabstrich), pcr test incl. Certificate for Japan (nasopharyngeal swab)”を選びます。
3. 当日必要なもの
・厚労省指定のフォーマット 自分で印刷して持参する必要があります
https://www.mhlw.go.jp/content/000753107.docx
(最新のものを確認してご用意ください)
・パスポート 受付でパスポートの提示を求められます
・FFP2マスク 検査を受ける場所に入るために必要です
4. 現地へのアクセス
車、タクシーで行く場合、EとDの入り口から入ると近いです。ターミナル1のモジュールEまで直接行けます。公共交通機関の場合、LHバスの場合はターミナル1、Sバーンの場合はMünchen Fluhafenから徒歩5~10分です。
“AirportClinic M”というところが検査を受ける場所になります。
車で行った際のミュンヘン空港のモジュールD、Eの入り口
中に入る扉はロックされているので、ブザーを押して「コロナの検査を受けに来た」と伝えると開けてくれます。
5. 検査
クリニック内はみなさん英語対応が可能です。受付ではパスポートの提示後、PCR検査か抗体検査のどちらを受けに来たかきかれるので、PCRと答えてください。料金は209.44EUR(2021年3月30日現在)で、現金とカードのどちらも使えます。領収書はメールでの受け取りも可能で、メールの場合でも支払い直後に送信されます。
受付が終わると指定された場所で医師を待ち、呼び出されたあとは医師の指示通りに検査が行われます。体調の異常がないか、コロナ感染者との接触がなかったかなどの質問があり、その後、体温、血圧を測り、検体採取が行われます。検体採取が終わると、医師による報告書を受け取り、終了となります。検査結果は24時間以内に(早い場合は3、4時間で)メールで送られてきます。厚労省指定のフォーマットは検査結果判明後に同クリニック現地にて受け取りが可能です。
領収書(Rechnung)
宛名、住所はweb登録時のものになります
繰り返しになりますが、これは2021年3月30日時点の記事です。状況が変化しここに記載した内容が無効となる可能性がありますので、あらかじめご了承ください。
最後までお読みいただきありがとうございました。この記事がお役に立てば幸いです。
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