愛媛で開催!SEMohenro茶屋vol.2イベントの裏側を赤裸々につづる~その1~
こんにちは。ポリアンナです。
地方のWeb広告運用代理店で働いています。
2018年に地元の愛媛、松山でSEM従事者向けのイベントを企画、開催しました。(イベント後の独り言はこちら)
はじめてのイベント企画、運営。はっきり言って素人に毛も生えていない私でしたが、多くの方々のご協力のもと、無事に終えることができました。
この度、第二回開催が決定し、申込を開始しました!ありがとうございます!
私の勝手な暴走で、イベントの裏側をnoteで公開しようと思います。熱い思いを語りたいだけなのですが、同じように熱くなってくれたり、イベントに親しんでくれたりする人がひとりでもいればうれしいです。
SEMohenro茶屋vol.2開催決定までの道のり
SEMohenro茶屋vol.1を終えて、充実感と仕事に対する意識の変化がありました。社内メンバーの広告への向き合い方も変わったと感じています。vol.1と命名したのだからvol.2、vol.3と続くものと思われた方もいるかもしれません。しかし、2回目がどうなるかは全くの未定。会社はただ黙って運営費用を出してくれ、社長は当日カメラマンをしているという異様ぶりでしたし、会社にとってのメリットはそれほど大きくないことも理解していました。
しばらくイベントのことは忘れて、毎日の仕事に没頭していたわけですが、春になり活動的になってくると何か始めたくなるのが人というもの。
「またイベントやりたいなぁ」とぼんやり考えること度々。前回は反省点もたくさんあったので、それを改善したいとも思っていました。協力してくださった方、運営に関わってくれた社内メンバーにも相談し、2回目の開催を決めました。
「決めました」と書きましたが私の心で決まっただけで、会社から承認を得ないわけには開催できません。早速会社にプレゼンするための資料を作成し、経営会議へ持っていきました。
けちょんけちょんに言われることはうっすら想像していたものの、資料の詰めの甘さと私の気持ちの甘さもあり、却下。
あぁ。。。
これを4回やりました。最後はしつこさに折れてくれた弊社経営陣。きっと言いたいことは山ほどあったのだと思います。それでもOKを出してくれたのだから、私は成功させなくちゃいけない。改めて背筋をピンとする思いで準備を始めました。(このプロセスの詳細を書いていたらイベントが終わってしまうので、割愛)
イベントの目的のおはなし
vol.1はイベントの目的をこのように位置付けました。
・地方で最先端の情報に触れられる場
・四国の運用者同士の交流が広がる場
・運用テクニックだけでなく、広告そのものの大切さを考える場
vol.2はこのように変えることにしました。
・全国からSEMに関わる(興味のある)人たちが集まり情報を共有する場
・集まった人たちがつながっていく場
・広告の大切さ、奥深さを考える場
・ユーザー体験する場
業務の中でうまくいかない状況に陥ったときに感じたことがきっかけです
。
・最先端の情報、テクニックを利用しようとしても使えない
・お客様には運用の詳細は伝わらない
・同じ方法でもうまくいく案件とうまくいかない案件がある
こういうとき、私は「他の運用者はどうしているのだろう。」と考えることがあります。運よく支援側なので、社内に相談できる人がいるし、意見を仰ぐこともできます。ただいつも同じメンバーと話していると、視点が似てきたり、同じ結論に至ったりすることがあり、もっと広く意見を聞きたいと思うようになりました。配信する広告案を作成するときにも、つい運用者目線で競合の広告を分析してしまったり、これまでの実績をもとに代わり映えしない広告案を作ってしまっったりすることがあります。純粋なユーザー視点になりきれない自分を感じながら、自分自身に言い訳をしているけれど、なかなか自分を変えられない。
イベントを通じて自分を変えたい、いつもは感じられない刺激をうけたい。
この思いからvol.2の目的を定めました。
その2へ向けて
長くなるのでいくつかに分けて公開していきます。
その2ではvol.2のプログラムの内容について触れていきます。どんなプログラム構成かは、イベントページをご覧ください。ついでに申し込んでください。
今、私の働いているWeb広告業界ではGoogleの影響が非常に大きく、Googleが「右」と言えば「右」となってしまう現実があります。実際に自動入札を活用して成果が改善したアカウントはたくさんありますし、5年前に比べると作業的な負担も激減しました。測れないほどの恩恵を受けています。けれど私は、Googleのアルゴリズムの海での沖でぷかぷかと浮いている、泳がされているだけのように感じて不安にかられることがあります。いつ、波にのまれるかわからない、泳いでも泳いでも陸地が見えない。
私は陸地も海も自由に行き来できて、自分の意思で生きていける力を身につけたい。まだ何の力も身につけられていませんが、そんな思いで日々を過ごし、イベントの準備を進めています。
それでは、また次回!