こんにちは。ラマ男 a.k.a.太郎です。
遊びに来てくれてありがとう。
今日は「あなたのために画を作ります」って話をしたいんだ。
でもある意味で宣伝だから、1度きりでもう言わない。
なので、よかったらぜひ聞いていって。
ではさっそく。Let’s put your hands up!
物騒なタイトルでゴメンね、でも…。
"盗っ人"って書いたのにはちょっと理由があって。
以前にnoteで、「画を作るとき、自分が"盗っ人"かもって思うことがある」って記事を書いたんだ。
全部手書きしてるわけじゃないし、色んな素材を買ったり借りたりして作ってるからそう感じてる、ってね。
そしたら予想外に多くのコメントやスキをいただいて。
「そんなことないよ」
「自分で作ってるんだからオリジナルだよ」
「面白い話だね」
って言ってもらえて、すごく励みになったんだ。
本当にパワーをもらった感じがした。
だから、これからもみんなに楽しんでもらえる画をたくさん作るぞって思ったし、いろいろな作風に挑戦することも楽しくなっていったんだ。
好きで作ってる画だから
だけどね。
画は誰かの楽しみや役に立つことはあっても、販売するものではないってずっと思ってたの。
見てもらったり、プレゼントしたり、ときに共同マガジン用に作ったりっていうのはあったんだけど、"注文をもらって買ってもらうもの"にはなかなかできなかった。
なぜかと自問すると2つの理由があったんだ。
リクエストされた画を作るとなると…
1,"自分が作りたい画"にならない
2,リクエストに答える自信がない
1については書いたまま。
自分が楽しくて始めたヘッダー画作りは、自分の意志がまったく入らない作品を作らせてもらった時も楽しんで続けられるのかどうか。それがわからなかったということ。
そして2について。
これは技術的なこともそうだけど、きっとどこかで「ボクは"盗っ人"だから」っていう意識があったのだと思う。
ゼロから書き上げる完全オリジナルの作品ではないから、自信を持って「ボクの画です」って言うことにためらいがあったということ。
最初の"盗っ人"記事のとき、みんなからあれだけ励ましてもらったのに、ね。
ということでこんな2つの理由から、まったくの他人様の画は作らないって思っていたんだ。
ボクの作品を買うだって?
そんな折だった。あるnoterさんがボクの作品を気に入ってくれて声を掛けてくれたことがあったの。
それまでも何度かやりとりをしていた方だったんだけど、突然「ねぇ、画を作ってもらえない?」ってメッセージをもらった。
そして、「お支払いもします」とも言ってもらった。
ちょっと目を疑ったよね。
「ボクの画を買いたいって?そんなことある?」って思ったの。
そしてすぐに「リクエストに答えられるだろうか」とも思った。
悪い方の考えが頭をもたげてきたんだ。
ここがボクの踏ん張りどころ
でもすぐに考え直したの。
せっかくチャンスをくれる方がいるんだ。
しかもボクの画を気に入って声を掛けてくれた方。
ここで逃げてどうする?
ダメだったら謝ればいい。
友達だもん、きっと笑って許してくれる。
それより断った場合の自分はどうだ?
また"盗っ人"の皮をかぶって安全地帯に引き下がるのか?
それこそ盗っ人精神満載じゃないか!
悩んで自問して、ボクは引き受けさせてもらうことにした。
緊張の提出
少し時間は掛かったものの、ラフ画を作り連絡した。
「もし気に入ってもらえなかったらどうしよう」
「微妙な出来なら、向こうさんもリアクションしづらいだろうな」
そんなドキドキを抱えながら画を送った。
すると、すぐにお返事をくれた。
そこにはこんな言葉が書いてあった。
「おおおー♡素敵」
その瞬間、緊張が一気にほどけたのを覚えている。
気に入ってもらってよかったと、心の底から安堵した。
そして同時に、依頼してくれたことへのありがたさを再認識した。
嬉しい誤算
そして、あることに気付く。
それは、依頼された画を作っている間、まるで"自分の画を作るように"作業を楽しんでいる自分がいたこと。
これは大きな発見だった。
「他人様の画は自分の意志が入らないから楽しくないだろう」と思っていたことが、完全に誤解だったことに気が付いたんだ。
大いなる勘違い。
たとえリクエストや依頼者の意志があれど、作品を作るのは自分だ。
そしてどんな場合も「いい画を作りたい」と思って作業をするのだから、実質は同じだったのだ。
加えて、「こんな風にしたら喜んでもらえるかな」「ここはこの色味の方が好みに合いそうだな」と相手をイメージしながら作る喜びがある。
こんな思いを持つことができたのも、ひとえに依頼をしてもらったおかげだった。
自分の作品が完成する以上に嬉しかったし、楽しかった。
そして、その上で依頼者が喜んでくれたことは、さらに限りない喜びだった。
依頼してくれたのは…
紹介が後になってしまったけど、ボクが実質初"販売"をした画がこちら(透かし入)。
依頼してくれたのは、ボクの素敵なnote友・金魚ちゃんだったのでした。
「スケベ公会議」という素敵なインタビューマガジンのヘッダー画として使ってもらってるのに、さらにこんな嬉しいコメントまでいただいてしまった(ご本人掲載許可済)。
タイトルは一見バカバカしいけど、中身は真面目に考えてるマガジン。そこを汲んでくれて、スタイリッシュに仕上げてくれたー♡
女のコ読者向けに「キャッチーな言葉と全体のビジュアルを求めてた」ので、嬉しかったです。
ラマ男さんとはイメージのやり取りだけですごいスムーズだったし、私が将来やりたい野望も聞いてくれて、昭和ぽさを大事にしてる事を、シュッと飲み込んでくれたのも「頼りになるー」って感じました。
ちょっとホメすぎだけど、とても嬉しかった。
金魚ちゃん、あなたの依頼のおかげでボクは多くの気付きを得ることができました。
本当に言い表せないぐらいの感謝です。
どうもありがとう。
そして"本気"出します
ここまでが、ボクのヘッダー画作家としてのターニングポイントを迎えたというお話。
そしてここからは、もう多くを語らないで一言だけ。
あなたの画を作ります。
本気で取り組みます。
どうかボクに、あなたのために創作することの喜びをください。
枚数やお値段、期間、デコり具合などは個々にご相談。まずは気軽に問い合わせてね。
もう怖じ気付かずに待ってるよ。
それでは最後まで読んでくれてありがとう。
ではまた。
アスタマニアーナ。テアモ。