
数学検定準2級過去問の傾向を調べた
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はじめに
昨年末に突然思い立って数学検定を受験することにした。
2025年2月6日実施回で3級を受験し、まだ結果は来ていないが合格圏内だろうという手ごたえがあったので次回受験日を4月13日に設定し翌週から準2級の勉強を始めた。
が、およそ20年ぶりの高校数学に手強さを感じえないため傾向を調べて対策することにした。
隠さず言えば自信がないデータ分析/確率カテゴリをある程度”捨て問”にして他を強化したい。
調査範囲と項目
今回傾向を調べた範囲は現在私の手元にある過去問と数検公式サイトに公開されている過去問、全5回分となる。
項目は数学検定公式要点整理での単元を参考として
数と式/関数/図形/データ分析/確率の5分類+その他に大別した。
データ分析と確率が別項目になっているのは調査者本人がどちらも苦手なため。
調査結果
せっせと数えた結果がこちら

1次試験(全15問)の場合、約半数が数と式で次に多いのが図形。
2次試験(全10問)の場合、半数近くが図形、次いで確率、数と式。
考察
数学検定受験実施要領より、1次試験の合格基準は全問題の70%程度なので調査結果を信用するとすれば数と式/図形/関数を網羅できていれば十分合格圏内だろう。
2次試験の合格基準は全問題の60%程度なので、図形/確率/数と式が網羅できていれば合格圏内と言えるだろう。
より個人的な考察
3級受験で「過去問がかなり裏切らない」という感触を得ているので、上記の第4回2次試験のような10問中6問が図形単元からの出題みたいなことが出題数の低いデータ分析や確率で同様に起こらなければ対策範囲をかなり絞れる。
というかデータ分析に関しては必要技能に対して計算にあまりにも時間がかかりすぎてしまうのであまり出題されてないんだと思う。
1次試験は電卓持ち込み不可だからあまり複雑な計算が必要になる問題は出題しにくいし、記述が多い2次試験にも不向きなんだろうな。
おわりに(感想)
データ分析は捨てて良さそうだぞ!やった!!
一応これでも国立大を出ている工学修士なので数学はしっかりやっていたし、なんなら一番得意科目だと思っていたのだが高校時代(20年前)の記憶をいくら掘り返してもデータ分析をやった覚えがないため出題数が少なそうなのはとても助かる。
とはいえ突然の裏切りに遭うとも限らないので最低限の勉強はしておこう。
受験結果が出たらこの記事は追記するかもしれないし、しないかもしれない。