シルバーリングを作る
今日は前からやりたかった「シルバークレイ」に挑戦してみました。
粘土あそびの要領で作ったものを高温で焼くことによって純銀に変わるという、なんだかよくわからないけどスゴイやつです。
今回はリングを作ろうと思います(`・ω・´)
リングゲージでサイズを測ります。
私の中指は13号。
シルバークレイは焼くと縮むので、リングを作るときは3〜5号ほど大きめに作ります。
初めてで収縮率が分からないので3号大きい16号で作ることにしましょう。
中指サイズにしたのは大きくなりすぎれば人差し指に、小さすぎれば薬指に付けることができるかなと思って保険をかけました。
失敗は許されないので(この銀粘土、すごく高い!)デザイン画を描き、さらに立体に起こしてイメージを完璧に頭に叩き込む。
いざ開封。
今回は10gを全部使い切ります。
乾いてしまうとヒビ割れが起きるので一気に造形。
なんやかんやあってこうなりました。
こ、これはひどい…!
この時点で心が折れそうになりました(´;ω;`)
これから可愛くしてあげるから待ってて…
こんな姿だけどとりあえず乾燥させます。
ドライヤー15分、もしくは24時間の自然乾燥。
焼いたときに弾ける可能性があるのでしっかり乾かします。
(ちなみに牛乳瓶に入ってるのは水。粘土が乾いてひび割れたら水をつけて修正します。)
乾いたらヤスリをかけて形を整えていきます。
そして2時間後…
はい!かわいくなった!
全然別物になりました٩( 'ω' )و
サイズもいい感じですね。
キレイな円。
いよいよ焼成。
コンロに安全センサー(高温になると勝手に弱火になってしまう)が付いているので、作動しないように五徳の間にアルミホイルを挟んでみました。
が、安全センサーはしっかり作動…
勝手に強火と弱火を繰り返していたので少し長めに焼いてみることにしました。(12分くらい)
焼けたら20分ほどそのまま放置。
そのあと水で冷やします。
質感がひんやりと固くてもう金属…!
焼く前に付けておいた印より8〜10%ほど収縮していればOK。
磨いていきます!
①【梨地加工】
ステンレスブラシをかけます。
淡い光を放ち始めました。
②【ヘアライン加工】
スポンジ研磨材で磨きます。
少しなめらかになりました。
さらに細かい目の研磨材で磨きます。
つるっとしてきました。
③【ポリッシュ加工】
最後にシルバーポリッシュクロスで磨くと鏡のようにピッカピカに!
どうしてクロスがこんなに真っ黒になるのか不思議です。
羽づくろい文鳥のシルバーリングの完成です(*´ω`*)
初めてにしては上出来かな?
内側には足跡を刻印してあります。
可愛くできて大満足!
作っているときも楽しいですし、完成したときの感動たるや…
これからイベントにも出せるように技術をピカピカに磨いていきます٩( 'ω' )و
ニットの人は春夏はシルバーの人になる…かも?
またまた趣味がひとつ増えてしまいました(ノ∀`)