【節税】子ども(学生)の国民年金を払う。
子どもが二十歳になり、日本年金機構から「国民年金の加入と保険料のご案内」がきました。案内のお手紙ではわからないことがいくつかあったので、手続きするときに調べたことをまとめてみました。
国民年金への加入は義務ですので、収入がない学生でも加入することになります。学生納付特例制度を使用して、納付の猶予を受けることも可能ですが、この記事では保険料を納付する場合について書いていきます。
■保険料を支払うのは誰?
被保険者は子ども本人になりますが、学生など収入がない子どもの保険料は親が支払うことが可能です。
もちろん、本人がバイト代などから支払うことも可能ですが、親が扶養している場合は、親が子供の保険料を支払うメリットがあります。
①子どものメリット:将来受け取る年金額が減らない。
学生納付特例制度を使用した期間は、年金の受給期間には数えられますが、保険料を納付していないため、年金額には反映されません。
②親のメリット:節税になる。
年末調整で社会保険料控除を受けることができるので、節税になります。社会保険料控除は自分だけでなく、自分と生計を同じくする配偶者・子ども等の社会保険料(国民年金保険料や国民健康保険料、健康保険・厚生年金保険料など)を払ったときにも受けられるのです。
■支払方法は?
次の3つから選べます。どの支払方法でも親が支払うことが可能です。
①納付書(現金)で支払う。
②口座振替で支払う。
③クレジットカードで支払う。
■支払方法による割引額の違いは?
比べてみたところ、支払方法で割引額が違うことがわかりました!
まず、まとめて支払うと「前納割引」が適用されて保険料が安くなります。
可能であれば、まとめて支払って割引を適用できるとよいですね。
割引額が一番多いのは、口座振替です。現金とクレジットカードは割引額が同じです。
差額は6カ月で320円、1年で630円、2年で1,240円です。でも、クレジットカードで支払うとポイント還元があります。1%還元されるクレジットカードなら、6カ月で976円、1年で1,934円、2年で3,808円が追加で戻ってくるわけです。
キャッシュレスの時代、クレジットカード納付が一番お得!という結論になりました。
■手続きは簡単?
手続きは簡単で、次の2つの書類の提出するだけです。
①国民年金保険料クレジットカード納付(変更)申出書
②国民年金保険料クレジットカード納付に関する同意書
どちらの書類も日本年金機構のホームページからダウンロード可能です。
被保険者である子どもが支払う場合と異なり、②の書類を一緒に提出する必要がありますので、忘れないようにしてください。
書類は、被保険者に子どもの名前、カード名義人に親の名前を記入します。
提出も窓口へ行く必要はなく、最寄りの年金事務所あてに郵送でOKです。
◆クレジットカード納付で注意すること◆
その1:締切日
前納の場合、手続きの締め切りがありますので、注意してください。締め切りに間に合わなかった場合、次の締め切りまでは毎月納付の扱いになります。
年金加入の通知は、20歳になってから概ね2週間以内に送付されてくることになっています。
誕生日が1月だとギリギリですので、急いで手続きしましょう。
2月中旬以降が誕生日だと、通知が来るタイミングによっては1年前納や2年前納は手続き締め切りに間に合わず、最初の1年間は割引なしの毎月納付になる可能性があります。
・6カ月前納:4月から9月分は2月末まで、10月から翌年3月分までは8月末まで
・1年または2年前納:2月末まで
その2:前納期間までの納付
手続きが完了するまでの期間は、「国民年金の加入と保険料のご案内」に同封されている納付書で支払う必要があります。うっかり忘れて未納にならないように気を付けましょう。
その3:クレジットカードの利用限度額
クレジットカード納付は、すべて一括払いになります。
2年前納だと約38万円の支払いとなりますので、利用限度額を超えないように注意が必要です。