【対抗戦アリーナ】環境考察ver2.5.0
どうも、第二回公式大会優勝者のヤヨイです。
ver2.5.0のアップデートによりセミナーに大幅な強化が入りました。
今回の記事ではアッパー後の環境と最新デッキのリストなどを書いていきます。
○セミナー+ヴェリタス
デッキ解説
強化された「みんなのためのーー」を軸としたデッキ。展開パーツの多くにドロー効果が付いているところが強力で、高い展開力に加えて展開を継続しやすい。2ターン目から「みんなのためのーー」を3連打するようなド派手な動きが可能であることが魅力。
プレイング例
先攻
先1 EMPドローン展開orハレorユウカ
先2 ユウカ+「みんなのためのーー」→ノア→チヒロ→ハレorマキorコタマ→エンド時ヴェリタスorユウカ追加
先3以降 「みんなのためのーー」を使った展開or場残りからのヴェリタス展開
先2でパーツが揃っていない場合サーチシャーレを挟んで先3で展開する。
先1のユウカorドローンが残った場合「Unwelcome School」からのハレ+マキorコタマ+チヒロが強力。(ヴェリタス展開)
後攻
後1 サーチシャーレからパーツを集めつつ盤面処理
後2 ユウカ+「みんなのためのーー」→ノア→チヒロ→ハレorマキorコタマ→エンド時ヴェリタスorユウカ追加
もしくはEMPドローン展開→ハレ+チヒロ
後3以降 「みんなのためのーー」を使った展開or場残りからのヴェリタス展開
先2でユウカ+チヒロの展開を作られた場合でも後2でユウカ+「みんなのためのーー」→ノア→コユキ→マキの展開を作りコユキの当たりを引ければ綺麗に処理できる。
○無敵ヒナ
デッキ解説
序盤は「みんなのためのーー」を絡めた展開で盤面を作り、その盤面を処理されることで肥えた保健室を利用して風紀委員会のヒナやイオリを1コストにして更にテンポを取るデッキ。
ヒナイオリ起動後の高い盤面処理力、ライフを詰める性能に加えて「Q.E.D」のEXコンボをヒナに使うことで無理矢理時間を稼ぐことも可能になっておりアグロからコントロールまでオールレンジ対応の万能感が魅力。
プレイング例
先攻
先1 アコorチナツorユウカorハレ
先2 ユウカ+「みんなのためのーー」→ノア→チヒロ→ハレorマキorコタマ→エンド時ヴェリタスorユウカ追加
先3 「みんなのためのーー」を使って展開or「カンストガチ勢が仲間になりました!」→ヒナ+イオリ
先2でパーツが揃っていない場合アコ(+ヨシミ)で保健室を稼ぎつつ手札を整えて先3「みんなのためのーー」から先4ヒナ展開をする。ライフを詰めきられそうなら「Q.E.D」を絡めて耐久する。
後攻
後1 サーチシャーレを打ちつつアコで盤面を返せる場合アコ、返せない場合ヨシミorハルカで処理
後2 ユウカ+「みんなのためのーー」→ノア→チヒロ→ハレorマキorコタマ→エンド時ヴェリタスorユウカ追加
後3以降「みんなのためのーー」を使って展開or「カンストガチ勢が仲間になりました!」→ヒナ+イオリ
相手にマウントを取られている場合後手4ユウカ+ヒナ+「Q.E.D」でヒナを無敵にして時間を稼いで盤面を一気に返したい
○スイーツ部+「Time On Target」
デッキ解説
序盤をスイーツ部の高い盤面処理能力でしのぎ、3ターン目以降の「Time On Target」からの超火力で一気に仕留めるデッキ。
先2カズサでマウントを取っての「Time On Target」連打、フィニッシュはミカ+「Kyrie Eleison」により盤面を一気に壊してリーサルを取りきるなど後攻は脆いが先攻が取れれば全デッキの中でも随一のデッキパワーを発揮するのが魅力。
プレイング例
先攻
先1 ナツ
先2 スイーツがあればヨシミ→アイリ→「勿体ないけど……えぇいっ!」→カズサ
次のターンの「Time On Target」パーツが揃っていればセリナ→ヨシミ→「集中治療セットA」→カズサ
先3 セリナ→「集中治療セットA」→ナギサ→「Time On Target」→スズミ+ミカ(+セイア)
先4 セリナ→「集中治療セットA」→ナギサ→「Time On Target」→スズミ+ミカ→「Kyrie Eleison」
「Time On Target」コンボのパーツが揃うまではスイーツ部で戦い、揃い次第一気にゲームを畳みに行く。
後攻
後1 ヨシミ
後2 ヨシミ+ナツやヨシミ+アイリ+「勿体ないけど……えぇいっ!」や「カンストガチ勢が仲間になりました!」→スズミ
次のターンの「Time On Target」パーツが揃っていればセリナ→ヨシミ→「集中治療セットA」→カズサ
後3 セリナ→「集中治療セットA」→ナギサ→「Time On Target」→スズミ+ミカ(+セイア)
後4 セリナ→「集中治療セットA」→ナギサ→「Time On Target」→スズミ+ミカ→「Kyrie Eleison」
下記は上振れ要求かつ先2でナギサを取られれば崩壊する脆いルートだが後攻の上振れ勝利ルートとして記載する。
後1 「カンストガチ勢が仲間になりました!」→セリナ→「集中治療セットA」→ナギサ
後2 ナギサ残れば「Time On Target」→スズミ+トリニティ→「Time On Target」→トリニティ2体
後3 セリナ→「集中治療セットA」→ナギサ→「Time On Target」→スズミ+ミカ
○風紀委員会+便利屋
デッキ解説
「風紀委員会の奮迅」、「偵察データを共有します」をガン積みすることで最速でヒナ+イオリを1コストにしてテンポを取るデッキ。
便利屋+「アウトローの流儀」をタッチすることで瞬間火力も申し分なく4ターン目に15点×2で一気に勝ちに行くこともできる。
圧倒的な火力と高い盤面処理能力を合わせもっており攻めにも受けにも行ける対応力が魅力。
プレイング例
先攻
先1 アコorチナツ
先2 アコorチナツ(+ヨシミ)
先3 アコorチナツ+ヒナ+イオリ
先4 ヒナ+イオリ→「集中治療セットA」→ムツキ→「アウトローの流儀」→アル→カヨコ
先攻の場合保健室を毎ターン肥やして行けば基本的には3ターン目にヒナ+イオリが1コストになるので先3で削りor一面取りきって先4でのリーサルを狙う。
後攻
後1 アコ+「風紀委員会の奮迅」or「カンストガチ勢が仲間になりました!」+「偵察データを共有します」
後2 「カンストガチ勢が仲間になりました!」→イオリ→集中治療セットA→チナツ→ヒナ
後3以降 ヒナ+イオリを投げながら「アウトローの流儀」によるリーサルを狙う。
後攻の場合、後1「風紀委員会の奮迅」から後2「カンストガチ勢が仲間になりました!」を打てればイオリからの「集中治療セットA」でチナツを復活させて保健室15枚を達成してヒナまで繋がる。
後1で「風紀委員会の奮迅」を打てなかった場合でも後2で打ってヒナを1コストにしてプレイできれば最低限ゲームを作れる。
○Pixel Time
デッキ解説
「Pixel Time」からゲーム開発部を踏み倒してミレニアムを2面並べることで更にヴェリタスを踏み倒すアグロ寄りの盤面デッキ。
疲労効果を持つモモイが強力で「Pixel Time」を絡めて強引にリーサルを取りきる爆発力が魅力。
プレイング例
先攻
先1 ヒマリ優先で先3の「Pixel Time」に備えたい
ハレorユズは「Unwelcome School」や「イタズラ☆ストレート」など後続があるときのみキープ
先2 ヨシミ+ヒマリなどで先3の「Pixel Time」のパーツを集めつつ盤面処理
先3 モモイorミドリ→「Pixel Time」→ゲーム開発部→ハレ→チヒロ→マキ→エンド時にヒマリ
先4以降 ヴェリタス展開しながら「Pixel Time」のパーツを集めてリーサルを取る
後攻
後1 ヨシミなどで盤面処理or投げれるならヒマリ
後2 モモイorミドリ→「Pixel Time」→ゲーム開発部→ハレ→チヒロ→エンド時にヒマリ
後3以降 ヴェリタス展開しながら次の「Pixel Time」展開のパーツを集める
後2「Pixel Time」を打てないと一気に苦しくなるためマリガンでは全力でパーツを揃えに行く。
後2で打てさえすればチヒロとヒマリのドロー&サーチにより後3でも「Pixel Time」を打ちそのままリーサルを取る上振れも存在する。
上振れルート
後1 モモイorミドリorユズ+「Pixel Time」+ヴェリタス
後2 ヴェリタス展開
2ターン目にリソースカードを引けないと負けに繋がるリスキーなルートだが決まれば破壊力抜群で後2リーサルすら起こりうる。
○アリウススクワッド
デッキ解説
序盤はヒヨリと「これも私の力……?」を使ってデッキを回しながら強制局を稼ぎ、2、3ターン目からの「Vanitas Vanitatum」連打で一気に勝負を決める超攻撃型のデッキ。
サオリからの「et omnia vanitas!」によりすべての壁を破壊できるため受け寄りのデッキに対して大幅な有利が付きやすいのが魅力。
プレイング例
先攻
先1 ヒヨリor「これも私の力……?」
先2 (ヨシミ+)ヒヨリor「これも私の力……?」
先3 (セリカ→)ヒヨリor「これも私の力……?」→「Vanitas Vanitatum」
先4 セリカ→ヒヨリor「これも私の力……?」→「Vanitas Vanitatum」→「et omnia vanitas!」
先攻では4ターン目の「Vanitas Vanitatum」からの「et omnia vanitas!」により「Q.E.D」を貫通して盤面を破壊しながら拒否出来ないリーサルを取りにいけるのが強力。
後攻
後1 ヒヨリor「これも私の力……?」
後2 (ヨシミ+)ヒヨリor「これも私の力……?」→「Vanitas Vanitatum」
後3 セリカ→「Vanitas Vanitatum」→「et omnia vanitas!」
後攻の場合後2後3で「Vanitas Vanitatum」を連打して3ターン目にリーサルを取る必要がある。
また、先1でユウカやユズを出された場合後1「Vanitas Vanitatum」からサオリを出して処理するか「カンストガチ勢が仲間になりました!」からのミサキで処理する必要がある。
先後問わず相手の盤面にコタマが居ると「Vanitas Vanitatum」で出した生徒が顔に行けなくなってしまうため先にどかす必要があるほか、先1で出てきたユウカ、ハレ、ユズなどに触りに行きにくいためミレニアムと戦うときは相手の下振れに期待する必要がある。
○アビドス対策委員会
デッキ解説
「失ったもの、手放さなかったもの」を使って強固な盤面を作り残った生徒を使って一気に勝負を決めるデッキ。
相変わらずプレイ難度が非常に高いが、「カンストガチ勢が仲間になりました!」と「偵察データを共有します」の登場により「あたたかなもの」の追加効果を完全発動しやすくなったことで「失ったもの、手放さなかったもの」の効果ダメージ無効を越えられないデッキに対して有利に立てるようになったところが魅力。
プレイング例
先攻
先1 アコor「偵察データを共有します」で「失ったもの、手放さなかったもの」を保健室に落としに行く
先2 「Unwelcome School」or「カンストガチ勢が仲間になりました!」→シロコ→「支援特急便」or「ドローン召喚:火力支援」サーチ
先3 アヤネ→「支援特急便」→シロコ→「支援特急便」サーチ&プレイ→ノノミorセリカ→「あたたかなもの」→ホシノ→「失ったもの、手放さなかったもの」
○「失ったもの、手放さなかったもの」が保健室に無い場合
先3 アヤネ→「支援特急便」→シロコ→「支援特急便」サーチ&プレイ→ホシノ→「失ったもの、手放さなかったもの」
先4 盤面に残った生徒に加えてセリカをプレイし「あたたかなもの」や「書記の採決」を打って打点を伸ばしてリーサルを取りに行く。
後攻
後1 「書記の採決」→山上に「Unwelcome School」or「あたたかなもの」を置く→アコ→「偵察データを共有します」で「失ったもの、手放さなかったもの」を保健室へ
後2 「Unwelcome School」or「カンストガチ勢が仲間になりました!」→シロコ→「支援特急便」or「ドローン召喚:火力支援」サーチ
後3 アヤネ→「支援特急便」→シロコ→「支援特急便」サーチ&プレイ→ノノミorセリカ→「あたたかなもの」→ホシノ→「失ったもの、手放さなかったもの」
後4 盤面に残った生徒に加えてセリカをプレイしつつ「あたたかなもの」を打って打点を伸ばしてリーサルを取りに行く。
○手札から最大打点を稼ぐルート
3ターン目以降 セリカ→ヒマリ→「あたたかなもの」サーチ&プレイ→シロコ→「失ったもの、手放さなかったもの」→「ドローン召喚:火力支援」×3 or「ドローン召喚:火力支援」×2 +「邪魔よ!」でセリカ15点+シロコ12点
先後問わず「失ったもの、手放さなかったもの」で強固な盤面を作って盤面を残して勝ちにいくか相手の盤面が緩んだ隙を突いてセリカからの高打点コンボで一気に削り切る。
○テックカード紹介
環境デッキに1~2枚採用されるいぶし銀のカードについて紹介します。
・ヨシミ
→最序盤の盤面処理を支える縁の下の力持ちでありながら終盤のリーサルに絡む意外性を秘めている。
○相手の先1のユウカを後1で「カンストガチ勢が仲間になりました!」のバフ込みで処理
○相手の先1の「EMPドローン展開」を全処理
○先2でヨシミから入って横に3コストのカードをくっ付ける
○終盤疲労効果を使って大型カードを寝かせて顔に打点を通す
・セリナ
保健室を活用するデッキの回収ソースや5枚目の○○のようなリソースを伸ばす札として採用されている。
セリナを複数枚採用するとセリナでセリナを回収して巨大になったセリナでパンチできる。
・ハルカ
先1ユウカを取れるカードとして風紀出張セットで使われるようになった。
盤面に5点出せることが現環境にマッチしている。
○相手の先1のユウカ等を「イタズラ☆ストレート」から処理
○「カンストガチ勢が仲間になりました!」でゲヘナのカードとしてヒナイオリなどと別枠で保健室に落とせる
・アコ
風紀以外のデッキではデッキを回しつつ保健室に落としておきたいカードがある場合に採用される。
後1で投げられる環境ならば「イタズラ☆ストレート」から持ってきてデッキを回すのも強力。
○書記の採決でアコ+「偵察データを共有します」をサーチすることでトップを固定しつつ保健室に好きなカードを落としながら5点を出してユウカ等の厄介な生徒を処理
・ワカモ
一面を取り切られた際にカウンターで出すことで逆リーサルを取りに行くカード。
攻めるデッキにおいて削った面を取り返されたタイミングで使うことが多い。
このカードの存在により面を取り切ることにはリスクが存在するが、時には思い切ってワカモケアを捨てることが勝利に繋がる場合もある。
○環境所感
セミナーを採用したデッキが強力な展開性能を持っているが、疲労効果を持たず盤面で受けることが出来るためロングゲームになりやすい環境になっている。
ヒナ+「Q.E.D」を使う通称「無敵ヒナ」ギミック採用デッキが環境上位に躍り出る躍進を遂げておりここからどのようにメタが回っていくのか目が離せない。
まだまだ環境序盤なので色々なカードを試して未だ隠れた強デッキの発見や環境デッキの最適化が進むの楽しみにしている。
おまけ
対アリプレイヤーが集まる大型サーバー
対抗戦アリーナの話がしたいなら入ろう!
定期的に対戦会が開かれているサーバー
ガッツリ対戦する時間が作れるのが魅力
カードの詳細や俗語なんかがまとめられた神wiki