人を思うこと
凄惨な事件が起き、ネットは報道や意見で喧騒。思うところは、先ず、被害に遭われたみなさま、ご家族さまに心よりお見舞い申し上げます。
各界隈の論客が様々な視点で意見の提言をされておられ、間髪を容れず政府も子供達の安全のために、政府や行政が出来ることを即日全会一致で推進し始めている。
振り返ればこの国は、戦国時代に鉄砲伝来してから武将たちの戦法も変わったのは日本史や歴史で習った。また開国を迫る時期の尊王攘夷運動であれ、鎖国から江戸城無血開城に至るにせよ、兵法や戦術、武器に関して、刀(薙刀なども含め刃物)に対して、ピストル一つで池田屋事件で戦った偉人もいるわけで。
その後敗戦国となり、帯刀の禁止、拳銃は合法的には警察と麻取等だけ。
しかし、仮に敵が武装集団だとして、テロリストであれ発狂した輩であれ武装している者に丸腰の敵対武器無しで戦える訳が無い。
勿論ハイテク防犯遠隔監視やモバイル注意喚起もできるが、自衛にも限界がある。
僕は、特段右翼ではない。平和博愛主義だが昨今の近隣諸国を見るに、国家の防衛を鑑みるに、何より外交努力と交渉能力が全てと思ってはいたいが、それだけで十分だろうかと市民感覚で疑問を感じ始めている。
ミサイル発射に対抗し即先取防衛/戦闘に入るべきとは簡単に首肯出来ない。ただそうそう悠長なことを言っていられない局面に来てはないか?と些か危機感を感じてしまう。
領土を脅かされ戦争で取り返すのは?などというアホは輩はバッジを外してもらうにして、国土、領土、領海って何だ?ってことを、子供も大人ももう一度思い返してほしい。
そんな大学受験勉強みたいなことはめんどくさい!と言われそうだが、そこをぐっと我慢して少しだけ考えてみてほしい。
二つほど興味深い事例を挙げてみようかと思う。
一つは、シーランド公国。
この国の名前を聞いたことがあるだろうか?
詳細は、まとまった文献があまりないため、スタブだが
Wikipediaのリンク先をご参照願いたい。
何が言いたいかというと、海洋上に一定の固定的な居場所があって、そこで独立宣言したりする輩はいたりするという話。
勿論国連として認められた国家ではないが、若干胡散臭いながらも、金を払えば、侯爵やナイトの称号すらいただける様子。
つまりだ。竹島問題、排他的経済水域に、海洋開発拠点と称して中国が拠点を海底にまで掘り下げていくつも作っている、そして北方四島、合わせて、東京都島嶼に当たる、南洋の小さな島々。
失えば、領海は減り、奪われれば、主権国家として反撃する必要がありそうだ。
ましてや、他国の議員が上陸するなど、如何なものなのか?とも感じる。
一方、多額の外貨資金源に力をいわせて、北海道や伊豆など、外国政府系銀行の資本で、事実上リゾートやターンパイクごと、買い上げられていたり、再開発のディベロッパとしてがっつり食い込んでいたりする。
対馬などは、観光旅行者が、韓国からの来訪者も多く、インバウンド需要は拒否もできないし、地元にとっては経済を支えていたりする。
数年前、海上保安官が、危険な違法操業漁船(工作船)の体当たりのビデオを、公務員法を冒してでも公表しないと国がどんな危険にさらされているか都会の人々は知らない!と、大それたが、
己のクビを掛けて、ネットに情報提供した事件もあった。報道もなされた。
この辺りになると、法治国家の法律が全て正しい、とも言い切れない、法律の限界を感じる。そして、軍備と自衛、戦闘行為と予算。
島国な訳で、海自の力もさることながら、多くの戦術や、ハイテク軍備を他国に遅れることなく、保持しないと、国家安全保障は、保たれない。
作られ敗戦後押し付けられた憲法だと、55年体制辺りの学生運動では、もうない。アナクロな反体制ではなく、次世代のリーダーシップの取れるアジアのリーダーたりうる行動をとれるために、何ができるか?かと思っている。
二つ目は、著作権法などで保護されるべき権利や技術、について。
バッタ物、コピー商品は日々税関にて厳しく国内外の流通を止め、ダークサイドの資金源にならぬよう、その根源を断つ役割がある一方、旅をしながら組織の所在や納税をせず、無店舗/無倉庫/無在庫の価格差商売を、副業と称し、ネットビジネスと謳う怪しい輩のいかに多いことか。誠に嘆かわしいし金で買えない価値を知らないのだろうか?と、悲しい思いにもなる。
自身は社名は書けないが、ハイブランドの中のデザイン職にいたこともあるため、逆に権利を守りたい側で、物事やニュースを捉えてしまう。
そこで、例えば、北朝鮮のプロパガンダ映画の著作権はどうなるか?
資本主義国家/法治国家であれば、著作物や肖像権、著作著作隣接権、意匠など詳しくは法律の専門家の先生にお任せしたいが、これも守るべきなのかの論文を読むと複雑な気持ちになる。(興味ある方は学者先生の論文を検索してみてください)
パクリキャラが横行し、似たものビジネスで儲けている輩がいる横で、日本のアニメや漫画の世界は、国内ですら、海賊版対策に決定打を打ち込めず、かつての電電公社が、ネット遮断の暴挙にでる始末。アナクロかよ?と耳を疑う行為で、この日本の特異性が現れているようにも感じてしまう。
やられっぱなしでやられ放題な感が否めない。
話が最初に戻る。
子供の安全を守るのは親だと思う。親がいればの話だが。
僕は生まれながらに親は居ない。自分を守るのも自分、自分が愛する人や大切な友達を守るのも自分。
そのためなら命を投げてもこの国の盾になってもいいと思っている。
軍人ではないが、この国が好き、人々が大切なら志願して兵役につく、それもあっていい人生なのかも、とも思っている。
幸い、守るもの(家族や血縁)が何もないから、命投げ出しても国を守るために戦いに行けると、日々小さな努力で筋トレしたりしている。
ばぁちゃんが
あんた、事件起きたんだし、子供の送り迎えしなさいよ?
働いてるからできねーよってママ。
そんなにお母さんって冷たい生き物なのか?
安全は人が協力して作り出すんじゃないのか?
公務員や学校の先生方や、警備会社に丸投げでいいのか?
甚だ疑問でいる。
頭悪い大人の僕でもぐるぐる悩むわけで、子供達はパニックにならないか、本当に心配。
賢い寄り添える余裕のある人、資金力があって、犯罪心理に詳しい識者学者、みんなで、子供達の安全と、社会の明るい夢を持てる未来を作るのは、
政党がどこ?とかそういうレベルじゃなくて、
本当に国の中の人々全員で
人種の壁、言語や信教の違い関係なく、差別区別なく
話し合わないといけない時期にきていると本当に肌感覚で思う。
子供達や、逃げるのに大変な障害をお持ちの方々、病院などで入院されている患者さんたち、走って逃げるのが簡単でない、ご高齢の諸先輩がた。
みんな守れるパワーある人が力と知恵と技術を出し合って、助け合わなくてどうするのか?という気持ちでいる。
二度とこのような凄惨な事件が起きることのないよう、命を落とされた方々もおられ深くご冥福をお祈り、胸に刻んでいます。
私たちは失われた命の犠牲を決して忘れてはならないし、武装や軍備の間違った使い方をしないよう、それぞれが市民オンブズマンとして文民統制して牽制しあい、隣国が脅威に感じている過去の誤まった軍国主義を復活させないような、次の時代の国づくりを始めないといけないと思う。
正解なんてない。
ただ分かっているのは、失われなくていい命が失われることのない社会にすること、最大多数の幸福だけでなく、零れ落ちることのない、全員参加の生きていける社会。
何ができるのか?
仕事や金儲けも大事だが、お子さん(我が子や近所の子供達)のこと、社会的弱者の立場でもがいている人々のために、私たちはあと何ができるか?
今一度、国家とは?と
考えてみるのはいかがだろうか?
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