優等生な彼女と一緒に寄り道して帰る話
〜池田瑛紗 中編〜
〇〇:瑛紗ー、帰ろう
瑛紗:うん!
学校も終わったので彼女である瑛紗と一緒に帰る。
瑛紗:今日も頑張ったねー!
〇〇:そうだね笑
途中寝そうになったけど笑
瑛紗:寝そうになったって言うけどあれは寝てたよ!笑
〇〇:いや、寝てないよ笑
瑛紗:思いっきり机に伏せてたもん!笑
〇〇:伏せてたけど寝てはないよ笑
瑛紗:そんなわけないもん、正直に言って?
〇〇:...寝てました
瑛紗:もう...授業中に寝ちゃダメだよ?
〇〇:だって...英語の授業眠くなるんだもん
瑛紗:分かるんだけどね?
でも、英語だけじゃないよね?
〇〇:うっ...
瑛紗:ちゃんと授業聞けばいいのに
〇〇:テストはどうにかなってるから大丈夫
瑛紗:テストが近づくたびに助けてるのは誰?
〇〇:いやぁ...いつも助かってます笑
瑛紗:もう...笑
〇〇:そうだ!どっか寄ろうよ!
瑛紗:いいね!どこが良いかなぁ
〇〇:やっぱあそこじゃない?
というわけで。
〇〇と瑛紗はス○バへ。
〇〇:何飲む?
瑛紗:新しいの!
〇〇:僕は...いつものやつかな
瑛紗:うん!分かった!
〇〇:じゃあ注文お願いしていい?
瑛紗:うん!
いつも何言ってるか分からないメニューなので
瑛紗に頼り切る。
〇〇:じゃあこれでお願いします
瑛紗:えっ!私もお金出すのに!
〇〇:いいのいいの笑
瑛紗:いつもお金出してもらってる...
〇〇:じゃあいつものお礼ってことで
瑛紗:ん〜...
〇〇:ね?
瑛紗:うん...ありがとう
〇〇:とびっきりの笑顔でもう一回!
瑛紗:それなかったらすごいかっこよかったのに笑
〇〇:あれ?笑
瑛紗:ふふ...笑 ありがとう!笑
瑛紗のとびっきりの笑顔にものすごく嬉しくなる。
瑛紗:〇〇ってすぐ余計な一言言うよね笑
〇〇:えっそう?
瑛紗:うん笑
〇〇:必要だと思って言ってるんだけどなぁ
瑛紗:でも、私知ってるよ?
〇〇:何が?
瑛紗:いつも余計な一言言う時は照れ隠しだって
〇〇:...え?ばれてたの?
瑛紗:うん笑 実は知ってました笑
〇〇:はずっ!
瑛紗:へへへっ笑
ばれたくないやつばれてました笑
〇〇:てか、飲もうよ笑
瑛紗:確かに笑
〇〇:やっぱこれだよなぁー
瑛紗:この新しいの美味しい!
これ飲む?
〇〇:飲もうかな
じゃあこれもどうぞ
瑛紗:ありがとう笑
うん!安定の味!
〇〇:おいしいなこれ
瑛紗:でしょっ!笑
誇らしげに笑う瑛紗がかわいい。
〇〇:っていうかさ...
瑛紗:ん?
〇〇:何で瑛紗は授業中僕を見てるの?
瑛紗:ギクッ
〇〇:だって席離れてるし、瑛紗の方が前の席だし
瑛紗:ギクッギクッ
〇〇:瑛紗さーん?
瑛紗:...早く帰ろっ!
〇〇:あっ!逃げるなっ!
瑛紗:そんなの〇〇君が好きだからに決まってるじゃん!
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