幼馴染が彼女になっても変わらないと思ったら全然そんなことなかった

下剋上ずの企画作品になります！

〜井上和　中編〜

幼馴染が彼女になった。



と、言っても。
普段から当たり前のように一緒にいたので
関わり方が変わらないと思っていた。



和：〇〇〜！ﾄﾞﾝｯ


〇〇：おい、勝手に部屋に入ってくんな


和：いいじゃん


〇〇：いいや、もう諦めた


和：へへーん笑

〇〇：で、何で来たの


和：何でって...〇〇に会いたいからでしょ


〇〇：...へぇ


和：あっ！今照れたでしょー笑


〇〇：別に照れてないから


和：〇〇ってやっぱツンデレだよね？


〇〇：男のツンデレなんて需要ないでしょ笑


和：〇〇のツンデレかわいいよっ！


〇〇：かわいいわけないだろ笑


和：かわいいけどなー


〇〇：で、今日は何すんの


和：〇〇とイチャイチャする！


〇〇：…いつもじゃない？笑


和：いいじゃん！イチャイチャしたいんだもん！


〇〇：...ん、どうぞ


和：え？


〇〇：僕は課題やるから、お好きに


和：何してもいいの！？

〇〇：邪魔にならなければ


和：じゃあ失礼しまーす



ギュッ。



和が僕をバックハグする形に。



和：えへへ笑


〇〇：和ってこの体勢大好きだよな


和：うん！


〇〇：なんで？


和：〇〇を感じれるし、匂いも嗅げるから


〇〇：うわぁ...変態だ...


和：へ、変態なんかじゃないしっ！


〇〇：人の匂いかぐとか変態だろ笑


和：い、いいじゃん！好きな匂いなんだし！


〇〇：誰も悪いなんて言ってないだろ笑


和：むぅ...


〇〇：てか、和ってほんと変わったよな


和：何が？


〇〇：付き合う前はツンツンデレだったのに
付き合った後はデレしかないもん


和：まぁ...


〇〇：なんかあった？


和：別に？自分の気持ちに正直になっただけ


〇〇：そうか笑


和：何？ツンツンデレの方が良かった？


〇〇：いや、HP0になるのでやめときます...


和：いじめる時ツンツンデレになるねっ♡

〇〇：言い方と顔が内容と全く違うんですけど...


和：気のせいだよ笑
...こっち見て？


〇〇：ん？なんだ...



チュッ...♡



和：えへへへ笑


〇〇：何だよ、いきなり...笑


和：課題終わったでしょ？


〇〇：いや、まだ終わってな...


和：どーーん！



和に押し倒される。



和：もっとイチャイチャしよっ♡


〇〇：いや、まだ課題が...


和：そんなこと気にしなーい！


〇〇：ま、待って...


和：待ちませーん！


〇〇：ぎゃあああぁぁぁ...



次の日の朝、〇〇はげっそりとした様子で課題を何とか終わらせたらしい。