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ツンデレ彼女と同棲中 4話

れんたんのシリーズ中編です!



前回の話はこちらです↓


ある朝。
〇〇より早く目を覚ました蓮加は隣にいる〇〇の寝顔を眺める。

蓮加:ふふっ笑

いつもはかっこいい顔してるのに
だらしない顔をして眠っている。
それでもあどけなさをほんの感じさせ、
母性本能をくすぐる。

蓮加:いつもありがとね

そう言って〇〇の頭を撫でる。
すると〇〇は目を覚ます。

〇〇:...んぅ...

寝ぼけながら蓮加に抱きつく〇〇。
少し子供のような〇〇にキュンとする。

え。かわいいんだけど。
寝ぼけながら抱きついてくるとか
最高なんだけど!

心の中で悶えながら〇〇を少し強く抱きしめ、
頭を撫でる手は止めない。

そんな最高な朝の目覚めを堪能して
そろそろ準備しなきゃと〇〇を起こす。

蓮加:ほら、そろそろ準備するよ

〇〇:うん、おはよう

蓮加:おはようって、
寝癖すごいことになってる笑

〇〇:まじ?

蓮加:うん笑前髪全部立ってる笑

〇〇:ほんとだ笑

蓮加:朝ご飯やるから整えて来な

〇〇:うん、ありがと


そして朝ご飯中。

蓮加:今日も遅い?

〇〇:多分ね。昨日と同じくらいかな

蓮加:そっか

〇〇:昨日みたいに帰ってくるの待たなくて良いからね?

蓮加:待ってないし!
寝てたけどちょっと起きちゃっただけだし!

〇〇:ふふ笑

蓮加:(...?)

〇〇:ご馳走様。歯磨きしたらもう行くね?

蓮加:ん?あぁ、うん!


〇〇:じゃあ行ってきまーす

蓮加:ん

と、お弁当を差し出す蓮加。
〇〇はお弁当を受け取り、

〇〇:ありがと。じゃあ行ってきます

蓮加:うん


〇〇を見送った後、
蓮加はさっきの〇〇を思い出し考える。

力なく笑ってたな...
寝ぼけてたとはいえ、
〇〇があんな風に甘えるのも珍しかったし...
もしかして疲れてる?

それならばと自分にできることをやろうと決心した。



やっべー。元気ない素振り見せちゃったな。
疲れてるの蓮加にバレてそー。
蓮加はそういうのすぐ気づくからなぁ...
つい蓮加に甘えちゃったな...

〇〇はここ数日夜遅くまで残業が続いていたため
疲れが溜まっていた。
それでも蓮加に心配かけまいと気丈に振る舞っていた。

でも気にしてる時間はない。
さっさと仕事を片付けて今日こそは早く帰ろう。



夜ご飯を作っていた蓮加。

ピロン♪

スマホに目をやると

〇〇:これから帰るよ

蓮加:え!?はや!?

今朝話していた時間より早い時間になっていた。

まぁ、帰ってくる時にご飯ちょうど出来上がるから大丈夫かなんて思いながら愛情を込めて作る。



蓮加:ふぅ、出来たー

〇〇:ただいまー

蓮加:ん、お帰り

〇〇:久しぶりにこの時間に帰れたー

蓮加:確かに。早かったね

〇〇:死にものぐるいで仕事片付けた

蓮加:おつかれ。ご飯できてるから食べよ?

〇〇:そうだな

食卓に並べられた夕ご飯。

〇〇:おお...久しぶりの出来立ての夜ご飯だ

蓮加:どうぞ召し上がれ♡

〇〇:えっ

蓮加:は、早く食え//

〇〇:照れるならやるなよ笑
もう一回言って?

蓮加:やだ!//

〇〇:えー、聞こえなかったからもう一回

蓮加:聞こえてたでしょ!早く食え!
そしてお風呂入れ!

〇〇:はいはい笑 いただきます


〇〇ならすぐに味の感想を言ってくれるが、
今日は無言で食べている。
少し心配になり〇〇を何度もチラ見するが、
無言で食べ続けている。


〇〇:ご馳走様。お風呂いただくね

蓮加:うん

〇〇はお風呂に入っている。
夜ご飯美味しくなかったのかななんて思いながら
悲しい気持ちでお皿を洗う。

そして皿を洗い終わりお風呂も上がり
2人でソファに座る。

蓮加:ねぇ、そっち向いて

〇〇:? うん

そっちを向いたのを確認して
蓮加は〇〇の肩を掴み〇〇を横にした。
そして自分の太ももに〇〇の頭を乗せた。
いわゆる膝枕だ。

〇〇:蓮加?

蓮加:いいから

と、〇〇の頭を撫でる。

蓮加:夜ご飯美味しくなかったよね。ごめんね?

〇〇はびっくりして目を見開いて

〇〇:なんで?

蓮加:だっていつもなら味の感想言いながら食べるのに今日無言で食べてたから

〇〇:ああ笑
あれは美味しすぎてゆっくり堪能してた笑
感想言うの忘れてた笑めっちゃ美味しかったよ

蓮加:ほんと?

〇〇:ほんとだよ

蓮加:心配して損した。疲れてるようだから精一杯癒してあげようとしてたのに

〇〇:やっぱ疲れてるのバレてた?笑

蓮加:うん

〇〇:だからこういう風に甘えさせてくれるんだね笑

蓮加:うん

〇〇:ありがと蓮加。
最高の癒しで疲れが吹っ飛んだ。

蓮加:ふふ笑 変なこと言ってる笑
どういたしまして

〇〇:あっ!もしかして「召し上がれ♡」って言ったのそれ?笑

蓮加:なっ//やっぱ聞こえてんじゃん!//

その後2人は仲睦まじく夜を過ごした。


次の話はこちらです↓


どうだったでしょうか?
少し休みをいただいて久しぶりの作品になります!
いいですねぇ、蓮加に甘えさせてほしい...
ツンデレ彼女なのにあまりツンの部分が書けてない気がする笑
迷走してますね笑
感想やリクエストなどたくさん待ってます!
ここまで読んでくださりありがとうございました!

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