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大切な存在 1話

初めての長編です!
温かい目で見てください🙇


午前8時。
朝になり日が部屋に差し込んでくる。
そして、この部屋で寝ていた少年が気怠そうに目を開けて起きる。

〇〇:...んぅ......ん?...あぁ、そっか...

いつもと見慣れない天井に違和感を持つも、
その理由にすぐ気づく。

〇〇:引っ越したんだった...

まだ頭が回らない中で、この状況を理解する。

〇〇:...起きるか

〇〇はカーテンを開け、日にあたる。

〇〇:今日からこの街で過ごすんだ

昨日引っ越し作業をなんとか終わらせて
今日から新しい環境で生活していく。

〇〇:...そろそろ朝ごはん作るか。

街を眺めるのもそこそこにして、朝ごはんを作りにいく。

〇〇:...今日はパンにするか。大したもんないし。

そういって、〇〇はフレンチトーストを作る。

そろそろフレンチトーストができそうな時、
リビングの扉が開いた。

??:おはよ〜、お兄ちゃん

〇〇:おはよ、蓮加
もうすぐ朝ごはんできるから顔洗ってきな?

蓮加:うん、いい匂い〜

そういって蓮加は洗面所に消えていく。

妹の岩本蓮加。〇〇とは2つ違いで純粋でとても優しい妹。兄のことをいつも気遣い、心配している。ゲームをするのが好きで得意だが、〇〇に勝ったことがなく負けず嫌いで何度も一緒にやる。

そして朝ごはんの準備ができて蓮加が顔を洗い終えた。

〇〇:じゃあ、挨拶するか

蓮加:うん

2人揃って正座し、仏壇に向かって手を合わせる。

〇〇:(お母さん、僕と蓮加は元気です。今日からこの街で過ごします。温かく見守ってください。)

仏壇には〇〇と蓮加の母親の写真が置かれていた。

〇〇:じゃあ、朝ごはん食べるか

蓮加:うん!めっちゃ美味しそう!
...んまぁ〜 めっちゃ美味しい!

〇〇:そう?良かった

蓮加:やっぱお兄ちゃんのフレンチトーストは絶品だね!

そういって蓮加が美味しそうに頬張る。
それを見て僕は微笑む。

蓮加:早く食べて!めっちゃ美味しいから!

〇〇:分かったよ。
...うん、今日はうまくいったなぁ

蓮加:ね!美味しすぎ!

そして2人とも食べ終わった後、蓮加が聞いてくる。

蓮加:そういえば、今日はどうするの?

〇〇:あぁ〜、この街の散策がてらショッピングモールに行こうと思ってるよ。蓮加も行く?

蓮加:もちろん!けど、何か買うの?

〇〇:足りないものもあるし、服も欲しいだろ?
だから、蓮加と行こうかなって

蓮加:ほんと!?やったー

〇〇:あ、ちなみに2人じゃないからね?

蓮加:...え?誰か来るの?

〇〇:うん、お願いしたら快く引き受けてくれてさ。蓮加にも会いたいしって。

蓮加:へー、じゃあ早く準備しよ!

〇〇:そんなに急がなくていいぞ。
10時半くらいに来るってさ。



そして10時半ごろ。

ピンポーン

〇〇:お、来たかな

がちゃ。

〇〇:おはようございます、??さん。

??:おはよう。〇〇、蓮加。


??とは誰なんでしょうか?
続きは2話へ。




続きはこちらです↓


ここまで読んでいただきありがとうございました!
初の長編となります!
どれぐらい続くかはわかりませんが、少しずつ書き進めていきたいと思います!
書き方のアドバイスやリクエストなどたくさんの意見待ってます!
ここまで読んでくださりありがとうございました!

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