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大切な存在 6話


前回の話はこちらです↓



翌日。

〇〇はいつもの時間に起きる。
隣で寝ていたはずの蓮加がいない。
昨日の蓮加の甘えは可愛かったななんて思いながら体を大きく伸ばす。

リビングに入ると
キッチンで料理をしている蓮加がいた。


〇〇:おはよ

蓮加:お兄ちゃん!おはよ!

〇〇:朝ご飯?

蓮加:うん!もうすぐできるから顔洗ってきて!

〇〇:うん

朝起きた時の蓮加の笑顔はすごく可愛い。
そんなことを思う僕もシスコンかななんて笑いながら顔を洗う。

そしてリビングに出ると
食卓に朝ご飯を並べる蓮加がいた。

〇〇:今日から作るんだ?

蓮加:うん!
やると言ったからにはすぐにやらないとね!

お母さん、あなたはなんて子を産んだのですか。
僕にはもったいないくらいしっかりした妹です。
それでいてめっちゃ可愛いんですが。
お兄ちゃんじゃなかったら絶対結婚してる。

なんて思っていると、

蓮加:何してるの?さっさと食べなよ

〇〇:あ、はい。すいません

急に冷たくなったよー。
この子の温度差怖過ぎるって。

〇〇:じゃあ、いただきます

蓮加:どうぞ

目の前に広がるのはバランスの良い和食。
感動して涙が出そうになる。

そして一口。
自分の料理が合うか気になってこっちを見つめる蓮加。

〇〇:...うんま

蓮加:ほんと!?やったぁ!!


子供のように喜ぶ蓮加がとても愛おしくなり
つい笑顔になる。

〇〇:蓮加も食べなよ。うまいから

蓮加:うん!食べる!

蓮加:うまっ!

〇〇:なっ!よく作ったな

蓮加:自分でも信じられない笑

お母さん、料理も完璧って素晴らしい妹です。
最近の中学生は恐ろしいです。

気づいたら朝ご飯がなくなっていた。

〇〇:ご馳走様

蓮加:はやっ!

〇〇:うますぎて気づいたらなくなってたわ笑

蓮加:ふふっ笑 嬉しい笑

〇〇:じゃあ皿洗いはやるから準備してきな?

蓮加:うん!ありがと!


そして準備が出来た。

〇〇:じゃあ行ってらっしゃい

蓮加:え!一緒に行かないの?

〇〇:え?うん

蓮加:え〜、悲しいなぁ...
お兄ちゃんと一緒に行きたかったのになぁ

〇〇:いや、もう中学2年生よ?

蓮加:関係ない!早く行くよ!

〇〇:はいはい...

結局、兄妹で仲良く登校した。



どうだったでしょうか?
長編なのに全く進んでなかった笑
次からはちゃんと進めるので許してください笑
蓮加の朝ご飯食べたいですねぇ
いいねやリクエストなどたくさん待ってます!
ここまで読んでくださりありがとうございました!

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