最近できた妹に好きを伝えられました
〜小川彩 中編〜
あの出来事から2週間ほど。
少しずつこの生活に慣れていく。
??:お兄ちゃんおはよー!
〇〇:おはよう、彩
彩:朝ご飯できたって!
〇〇:ありがとう笑 今行くよ
彩:一緒に行こう!
なんなんだ。この可愛さは。
男子が求める理想の妹みたいになってる。
そんなことを思いながら
彩に手を引かれながらリビングに向かう。
〇〇父:おはよう〇〇
〇〇:お父さんおはよう
飛鳥:〇〇君おはよう
〇〇:おはようございます、飛鳥さん
この人は僕の母親になった飛鳥さん。
2週間前にお父さんと再婚した。
とても若くて美人なため
今でもお父さんに弱味を握られてんじゃねぇかなって思ってる笑
〇〇父:おい、なんか失礼なこと思ってるだろ
〇〇:思ってないよ笑
なんでこの時だけ勘が鋭いんだ。
飛鳥:そんなことは置いといて
〇〇父:そんなこと!?
父親の威厳に関わる話だ!
飛鳥:うるさい 話が進まない
〇〇父:あ、はい。すみません
親のやりとりに心の中で笑う。
飛鳥:どう?この2週間
〇〇:んー、まぁ慣れてきた感じですかね
飛鳥:そっか。彩はすごく楽しそうだから
彩:え!ちょっとお母さん!
飛鳥:あれ?言っちゃダメ?笑
彩:ムゥ〜...
〇〇:まぁ、僕も楽しいですよ笑
飛鳥:...ちょっとハグさせて
〇〇:え、なんで笑
飛鳥:〇〇君いい子すぎる
〇〇:いや、大丈夫です笑
〇〇父:そうだ!ハグするのは俺だ!
飛鳥:うるさい
〇〇父:...はい
〇〇:それより朝ご飯食べましょ?
飛鳥:そうだね、彩準備手伝って
彩:うん
朝ご飯後。
皿を洗っている飛鳥さんを手伝おうとする。
〇〇:飛鳥さん手伝いますよ
飛鳥:ありがとう笑
もう終わるから大丈夫笑
皿洗いを終えて少し話をする。
〇〇:飛鳥さんこそ、この2週間どうでした?
飛鳥:すごく楽しいよ
私も楽しいし、何より彩が楽しそうなのが嬉しい
〇〇:そうなんですね
僕もまだ慣れない部分ありますけど
さっき言った通り楽しいのは同じです笑
飛鳥:...ほんといい子すぎるわ
ぎゅっとハグをされる。
4、5秒ほど経って離れる。
飛鳥:ありがとね
再婚して良かったって思う笑
〇〇:いえ、僕は何もしてないので
飛鳥:そう?かなり助かってるけどね
〇〇:?
飛鳥:ほら、彩が待ってるよ
〇〇:え?
彩:ハグしないで!
飛鳥:なんでしちゃダメなの?笑
彩:彩のお兄ちゃんだから!
飛鳥:今のは感謝を伝えただけだから大丈夫笑
彩:お兄ちゃん!早くこっちに来て!
〇〇:おっと...
バタバタと行く2人を見て飛鳥は微笑んでいた。
彩の部屋に入った2人。
彩:なんでハグしたの!
彩のお兄ちゃんなのに!
〇〇:えぇ笑
彩:もう!こうなったら宣言する!
〇〇:何を笑
彩:お兄ちゃんのことが好き!
だからこれからずっと毎日甘えます!
〇〇:お、おお?笑
彩:そんなわけなので今から甘えます!
そしてその日一日中ずっとくっついていた。
これから毎日僕の心は
妹に心を溶かされています。笑
どうだったでしょうか?
前回好評だったので続きを書きました!
あーやの作品か怪しいレベルで飛鳥さん多めでしたね笑
感想やリクエストなどたくさん待ってます!
ここまで読んでくださりありがとうございました!
前回の話はこちらになります!