見出し画像

隣の高校の女子生徒は僕にゾッコンらしい



〜井上和 単発中編〜



じーーーっ。


〇〇:な、なんでしょうか

井上:...


何を喋るわけでもなく、
ただじーっとみてくる。


それも、至近距離で。





親友:おはよう!〇〇!

〇〇:おはよう

親友:てか、あの子どうしたん?

〇〇:あの子?

親友:うん、ほら朝に横で歩いてた子。

〇〇:え?横で歩いてた?

親友:うん、隣の女子校の制服着てたぞ

〇〇:え?誰だ?

親友:え?面識ないの?

〇〇:うん、知らないな

親友:えー?めっちゃ可愛い子だったぞ?

〇〇:そんなんだ

親友:本当に面識ない?

〇〇:ないよ笑
僕から女性の匂いしないでしょ笑

親友:えぇ?お前結構モテるぞ?

〇〇:えぇ?嘘でしょ?

親友:本当だよ笑

〇〇:嘘をつくなよ笑

親友:言われてないだけでお前のこと好きな人は結構いるよ

〇〇:そんなことないと思うんだけどなぁ

親友:もしかしたら朝の女子生徒もお前のこと好きだったりしてな

〇〇:そんなことあるわけないじゃん

親友:ま、とりあえず授業頑張ろうぜ

〇〇:おお、そうだな




放課後。


親友:〇〇ー、帰るぞー

〇〇:おう

親友:疲れたなぁ

〇〇:そうだね

親友:ん?

〇〇:どうした?

親友:あそこに居るのって今朝の子じゃね?

〇〇:え?あの子?

親友:うん

〇〇:なんでここに?

親友:さぁ?


そしてあの子がこっちへ走ってくる。


??:あ、あの!
この人と2人きりで話して大丈夫ですか?

〇〇:え?

親友:いいですよー

〇〇:なんであんたが言うんだ笑

??:ふふっ笑

親友:えっと、お名前は?

??:あ、ごめんなさい
私は井上和です



井上:下の名前で読んでください!

親友:えっと、和ちゃんは...

井上:ごめんなさい、あなたは苗字で...

親友:えっ

〇〇:っ笑

親友:何笑ってんだバシッ

〇〇:ごめんごめん笑

井上:ちょっと叩かないでください

親友:え?

井上:私の大好きな人を叩かないでください

〇〇:えっ?大好きな人?

井上:はい!

〇〇:名前も知らないのに?

井上:名前知ってますよ!〇〇さん!

〇〇:どうして僕の名前を?

井上:まぁまぁそれはいいじゃないですか、
早く行きましょ!

〇〇:えぇ?


戸惑っている間に井上さんに連れて行かれる。


〇〇:ごめんな

親友:おう、楽しんで


そうして2人きりに。


じーーーっ。


〇〇:な、なんでしょうか

井上:...


何を喋るでもなく、
ただじーっと見てくる。


それも至近距離で。真顔で。


〇〇:い、井上さん?

井上:和です

〇〇:い、いや...

井上:和って呼んでください

〇〇:な、和さん?

井上:呼び捨てで

〇〇:え?


有無を言わせない感じを出している。


〇〇:和?

井上:えへへっ笑
和って呼んでくれた笑



先ほどとはうって変わって
笑顔になる井上さん。


その笑顔はとても可愛いものだった。


とりあえず疑問に思っていることを尋ねる。


〇〇:なんで僕のことを好きに?

井上:それは...秘密です♡

〇〇:えぇ...?

井上:〇〇さん

〇〇:はい?

井上:私〇〇さんに惚れちゃったんですよ
責任取ってくれませんか?

〇〇:え?

井上:私の旦那さんになってください♡





どうだったでしょうか?
今回はラギさんの企画作品になります!
久しぶりの作品となりましたが、
変なところなかったですかね?笑
これから良い作品書けるように頑張るので
温かい目で見守ってくださればと思います!
感想やリクエストなどたくさん待ってます!
ここまで読んでくださりありがとうございました!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?