美人な店員さんと付き合っちゃいました
昨日あげた作品の続きになります!
前回の話はこちら↓
〜与田祐希 中編〜
あの日から僕はあの居酒屋に通うようになった。
ガラララッ。
与田:いらっしゃいませー...あ!〇〇さん!
〇〇:どうも
与田:どうぞ!こちらへ!
〇〇:ありがとうございます笑
与田:明日から休みですか!
〇〇:まぁね笑
金曜日に来るようにしてるからね笑
与田:確かにそうですね!
〇〇:じゃあいつものお願いしていい?
与田:分かりました!
かなりの常連になり
頼むものも固定されてきたので、
憧れの「いつもの」って言えるようになった。
与田:はいっどーぞ!
〇〇:ありがとうございます笑
...2杯?
与田:よいしょっと
〇〇:与田さん?なんで座ってるの
与田:え?
〇〇:いや、仕事中じゃないの?
与田:もう仕事終わったんですよ!
〇〇:あ、そうなんですか?
与田:そうなんです!
なので一緒に飲みません?
〇〇:良いけど...
与田:じゃあかんぱ〜い!
〇〇:乾杯
与田:ゴクゴク...っぷはぁ!うまいっ!
〇〇:いい飲みっぷりだね笑
与田:やっぱビール美味しいです!
〇〇:ここ安いし美味しいしいいよね
与田:てか、〇〇さんって何歳なんですか?
〇〇:僕は今23歳ですよ
与田:えっ!年下やん!
〇〇:あっそうなんですか?
与田:うち25なんよー
〇〇:あっ年上だったんですね
全然見えなかったです
与田:ちょっと?
そんな子供に見える?
〇〇:え、あぁ、まぁ、はい笑
与田:ガーン
〇〇:っ笑 そんな落ち込みます?笑
与田:だってよく子供に見られるんだもん
〇〇:そうなんですね笑
与田:てか、敬語外してよ!
〇〇:いや、年上なので
与田:お願い!
〇〇:何でそんなに...
与田:だってさー、結構仲良くなったし。
敬語で話されると話しづらいんだよね
〇〇:そういうことなら...
与田:よし!祐希って呼んで!
〇〇:それは話が違うんじゃ...笑
与田:いいじゃんかよー
はい!カモン!
〇〇:...チビ
祐希:あっ!ひどいっ!
〇〇:っ笑笑
祐希:お姉さんをチビ扱いするなー!
その様子が子供みたいなんだよなと思う。
でも、それがこの人の魅力でもあるんだな。
〇〇:...かわいいな
祐希:えっ//
〇〇:ん?
祐希:かわいいって...//
〇〇:ん?...まぁ、言った
祐希:急にやめてよ//
〇〇:顔真っ赤だけど笑
祐希:うるさいっ!//
〇〇:耳まで真っ赤だよ笑
祐希:なんか悔しい...
〇〇:悔しいとかあるの笑
祐希:かわいいって言うなら私と付き合ってよ
〇〇:嫌です
祐希:即答!? なんでっ!?
〇〇:そんな軽い感じで付き合いたくない
祐希:じゃあ軽くなきゃいいんだ?
〇〇:うん
祐希:...え?//
〇〇:帰りに言うつもりだったけど今言うよ。
与田祐希さん、僕と付き合ってください
祐希:え、あ...はい!
〇〇:あ、ほんと?
祐希:う、うん...// よろしくお願いします//笑
〇〇:あぁ、良かったー笑
祐希:まさか今告られるとは...笑
〇〇:いいでしょ笑
僕たちが出会った場所なんだし笑
祐希:嬉しいなー笑
〇〇:よし、じゃあ帰るよ
祐希:余韻に浸らせてよ!バシッ
〇〇:ぐぇっ
祐希:あっ、ごめん、つい...
〇〇:痛すぎます...
祐希:ごめん!
〇〇:はい、帰るよー
祐希:痛くないじゃんか!笑
〇〇:お会計しとくねー
祐希:社員割引で半額だぜ
〇〇:えっ?本当に?
祐希:うん👍
決めポーズをしてる祐希を無視して会計する。
もちろん心の中では感謝してる。
祐希:〇〇冷たくない?
〇〇:そんなことないよ
変なことしてる人いたらスルーするでしょ
祐希:やっぱ〇〇ひどい!
〇〇:ひひっ笑
祐希:もしかして〇〇って相当性格悪い?
〇〇:失礼な
そんな軽い会話をしながら会計を済ませる。
祐希:奢ってくれてありがとう!
〇〇:いーえ笑
祐希:じゃあ帰ろ!はい!
そう言って手を差し出す。
〇〇:ん?
祐希:ほら、手繋いで帰ろっ
〇〇:そうだね笑
祐希は子供だからね笑
祐希:祐希って呼んでくれた!
嬉しい!
〇〇:子供のほうツッコミなさいよ笑
祐希:それより嬉しいからいいもーん
手を繋いで歩く2人は仲睦まじそうだった。
祐希:〇〇?
〇〇:ん?
祐希:今日うちに泊まっていかん?
〇〇:いやぁ、いいよ笑
祐希:せっかく女の子が誘ってるのに笑
ほら、泊まって?
〇〇:でもなぁ...
祐希:お願い♡
〇〇:そんな顔されたら断れないじゃんか笑
祐希:えへへ笑
その日の夜、2人で初めての夜を過ごした。
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