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一つ上の先輩は僕のことを好きすぎる。


〜井上和 中編〜



和:〇〇君!



〇〇:あ、先輩

和:お疲れ様!

〇〇:お疲れ様です

和:お昼ご飯食べよ!

〇〇:え?僕とですか?

和:もちろん!

〇〇:いいですけどどこで食べますか?

和:〇〇君の席!

〇〇:いやぁ、僕の席は...

和:何かあるの?

〇〇:ちょっと周りの視線が怖いんで...

和:いいじゃん!
私たちのこと見せつけようよ!

〇〇:見せつけるって何を見せつけるんですか笑

和:そりゃあ私たちのラブラブでしょ!


えっへんと言わんばかりの笑顔の先輩が
とても可愛い。


〇〇:いや、僕たち付き合ってないんですよ

和:えっ!付き合ってないの!

〇〇:変なとこ決めつけないでください

和:ちぇっ、しょーがないなー

〇〇:本当に僕の席で食べるんですか?

和:うん!

〇〇:周りに殺される...

和:なんで殺されるの?

〇〇:そりゃあ先輩とご飯食べるからですよ

和:ふーん、よく分かんないけど
〇〇君を殺そうなんてしたら私が逆に殺す!

〇〇:絶対にやめてください

和:はーい

〇〇:どっかで食べましょ?

和:いや!〇〇君の席で食べるよ!

〇〇:いや、

和:レッツゴー!


無理矢理僕の席に連れてかれた。


...あれ?僕の席教えたっけ?



結局、僕の席で食べることに。


和:よし!食べよう!


...既に視線が痛い。
この状況から逃げたい...


和:逃げようとしてもダメだよ?

〇〇:なぜバレたんですか

和:〇〇君のことはなーんでも知ってるよ♡

〇〇:怖いんでやめてください

和:良いじゃん!
〇〇君のこと大好きなんだから!

〇〇:声大きく言わないでください

和:あえてでしょ!

〇〇:恥ずかしいのでやめてください

和:え?照れてるのー?

〇〇:いえ、照れてないです

和:照れてるー笑 可愛い!笑

〇〇:早く食べましょ

和:なんか話逸らされたけどいいや!

〇〇:いただきます

和:いただきまーす!

〇〇:うん、美味しい

和:ね!美味しーね!

〇〇:違うもの食べてるんですけど

和:まぁまぁ!
ほら、あーん

〇〇:え?

和:ほら早く食べて?

〇〇:いや大丈夫です

和:ほら!あーん

〇〇:...

和:あーん!


声大きくなったので慌てて食べる。


和:ふふっ笑 どう?

〇〇:すごく美味しいです

和:やったぁ!
今日私が作ったんだよね!

〇〇:料理上手ですね

和:やったー!褒められたー!

〇〇:大袈裟ですね

和:だって〇〇君の胃袋つかんだってことでしょ!

〇〇:違います

和:そうでしょ!

〇〇:違います

和:そうでしょ!

〇〇:...はい、そうですね

和:よし!

〇〇:必死ですね

和:だって〇〇君のことしか考えられないぐらい愛してるんだもん!

〇〇:先輩、怖いです

和:ふふふっ笑

〇〇:あ、聞いてない...


こうして周りの視線が痛いなか、
僕のことが好きすぎて怖い先輩と
昼ごはんを食べた。

和:怖くなんかないでしょ!
ただ〇〇君のこと愛してるだけ!





どうだったでしょうか?
今回は和で書かせていただきました!
和がかわいい!笑
こんなお昼ご飯最高ですよね!
多分この後命なくなるけど...笑
感想やリクエストなどたくさん待ってます!
ここまで読んでくださりありがとうございました!

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