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心配性な彼女はクレープを一緒に食べるのが夢だったらしい


〜賀喜遥香 中編〜



〇〇:うーん...

遥香:どうしたの?

〇〇:いやぁ、これどうしようかなって

遥香:どれ?ああ、クレープの引換券か

〇〇:クレープどうしようかなぁ

遥香:あれ?クレープ嫌いだっけ?

〇〇:嫌いではないけど、
どちらかというとっていう感じ

遥香:なんで2枚持ってるの?

〇〇:なんか職場の人がくれた

遥香:へぇ

〇〇:食べる?

遥香:いいの!?



〇〇:うん

遥香:ありがとう!

〇〇:なんなら2個あげるよ

遥香:え〜、一緒に食べようよー

〇〇:クレープはなぁ...笑

遥香:どこが苦手なの?

〇〇:なんか甘々してる

遥香:そりゃそうでしょ笑

〇〇:まぁ、一緒に食べるか

遥香:ほんと!?やったー!

〇〇:そんなに喜ぶ?笑

遥香:こういうのやりたかったんだー

〇〇:そういうもんなの?

遥香:そういうものなのです笑

〇〇:じゃあ渡す

遥香:え?

〇〇:え?

遥香:クレープ取ってきてくれるんじゃないの?

〇〇:...はい?

遥香:取ってきてほしいなぁ



〇〇:はい、取りに行かせていただきます

遥香:はい笑

〇〇:味は何が良い?

遥香:うーん、センスで!

〇〇:えぇ...?

遥香:よろしく!




遥香:ほうほう、合格!

〇〇:あ、ありがとうございます笑


センスでと言われたが、
なんとか合格したらしい。


遥香:さぁ!食べよ!

〇〇:うん


パクッ。


遥香:おいしい!



そう言って美味しそうに食べる彼女が可愛い。


遥香:ほら!〇〇も!

〇〇:ちょっ、一応ここ職場だから

遥香:あっ、ごめんね笑


促され僕も食べる。


〇〇:美味しい

遥香:ねっ!

〇〇:なんか結構甘く感じるけどね笑

遥香:確かに甘いかも笑

〇〇:これをしたかったの?

遥香:うん!

〇〇:全然こんなことならやるよ笑

遥香:本当?笑

〇〇:嘘は言いません笑

遥香:じゃあいろんなところに連れ回そうかな笑

〇〇:ほどほどにね笑

遥香:これからも色んな思い出作ろうね


そう言って微笑む彼女。


〇〇:...うん笑
たくさん作ろうね笑


なんだかクレープよりも甘い感じがした。




〇〇:うぅ...クレープきつい...

遥香:〇〇笑

〇〇:動けない...

遥香:ほら!シャキッと仕事してー!

〇〇:うぅ...


クレープを食べたせいか〇〇は動けなくなったのであった。







そんなやり取りを交わしたその日。


〇〇は音信不通となってしまった。




どうだったでしょうか?
今回は心配性な彼女シリーズになります!
このシリーズは全て実話となってますのでぜひ読んで頂けたらと思います!
〇〇はどうなるのやら...
こうして作品出してる時点で普通に生きてることは明白なんですけどね笑
クレープきつかったぁ...笑
感想やリクエストなどたくさん待ってます!
ここまで読んでくださりありがとうございました!

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