大切な存在 4話
前回の話はこちらです↓
飛鳥さんから引越し祝いを受けた〇〇と蓮加。
とても楽しい夜になった。
そして〇〇はある夢を見た。
“…んだよ!“ “…まえよ!“
“…ふふ、あんたがバカでよかった。“
〇〇:…あぁ!!
夜が更けていくころ、〇〇は飛び起きた。
〇〇:...あぁ...なんで...
コンコン
蓮加:お兄ちゃん?大丈夫?
お手洗いのために〇〇の部屋の前を通っている時に〇〇が叫び声が聞こえてきたため様子を見にきた蓮加。
がちゃっ。
蓮加が〇〇の部屋に入ってくる。
〇〇:蓮加...
蓮加は兄の姿を見てハッと息を呑んだ。
蓮加:お兄ちゃん?大丈夫?
〇〇:大丈夫だよ。なんともないよ。
〇〇の言葉が嘘であることは誰から見ても分かりきっていた。
ましてや妹である蓮加ならなおさら。
蓮加:大丈夫なわけないよ。
汗が出ているし、涙も流しているのに
なんともないわけがないよ。
〇〇:...昔のことが夢に出てきたんだ
蓮加:...そっか...
じゃあ今日は蓮加と一緒に寝よ!
〇〇:え?なんで?
蓮加:多分そのままじゃ寝れないでしょ?
だから蓮加と一緒なら寝れるでしょ?ってこと
〇〇:よく分かんないけど...
蓮加:はい、つべこべ言わなーい。
おやすみー
そういって〇〇を寝かせて自分も寝る蓮加。
強引だけど蓮加なりの優しさなんだろうなと
思う〇〇。その後はぐっすり眠れた。
次の日の朝。
〇〇:蓮加、ありがとな
蓮加:どういたしまして
〇〇:少し楽になったよ
蓮加:うん!またあったら言ってね?
〇〇:分かった
設楽:おーし、今日は自己紹介するぞー
自分の番をなんとか終え席につく。
そして今日みた夢のこともあり、
ぼーっとしている〇〇。
トントン
〇〇:うん?
??:ねぇねぇ、大丈夫?
ぼーっとしてたよ?
〇〇:あぁ、すいません
えっと、なんの時間ですか?
??:なんか隣の人と喋る時間だって
〇〇:あ、そうなんですね。
えっと...名前を聞いても?
??:さっき自己紹介したんだけどなぁ笑
〇〇:す、すみません
??:いいよいいよ笑
私は久保史緒里です。よろしくね?
〇〇:よろしくお願いします...
あ、新入生代表をやってた...
久保:そうだよ!
設楽:よし、じゃあこれぐらいにして
授業するぞー
そして昼休み。
△△:〇〇ー、飯食おうぜ
〇〇:行くか。
屋上が開放されているため屋上で食べることに。
△△:お前の弁当うまそうだな。
自分で作ってるのか?
〇〇:うん。蓮加と2人分作ってる
△△:さすが。料理できるやつはいいなぁ
〇〇:△△はできないもんな
と、話していると屋上に誰かが入ってきた。
久保:あ、岩本くん!
久保は〇〇に気づいてこっちにやってくる。
久保:屋上で食べてたんだね!
〇〇:う、うん
久保は〇〇の視線に気づくと
久保:あ、ごめんね?
私の友達紹介するね?
この背の高い子が梅澤美波
梅澤:梅澤美波です。よろしく!
久保:で、こっちが山下美月
山下:美月で〜す♡よろしくね♡
〇〇:よ、よろしくお願いします
岩本〇〇です
△△:齋藤△△です
久保:じゃあせっかくだし一緒にたべない?
△△:おう、いいぜ
美月:じゃあ失礼しま〜す
そのあとは和気あいあいと過ごした。
続きはこちらです↓
どうだったでしょうか?
クラスメイトが登場しました!
どんな感じに接していくのかまだ決めてないですが、そのうちに決めると思います!
いいねやリクエストなどたくさん待ってます!
ここまで呼んでくださりありがとうございました!
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