生写真並んでたら高嶺の花に再会しました

山の助さんの企画作品になります！

〜久保史緒里　中編〜

午前6時半。


〇〇：よしっ！生写真ならぶぞー！


生写真を揃えるため朝早くから並び始める〇〇。


〇〇：推し揃えれるかなー
ん？

？？：あっ、いえ大丈夫です...


前の人がこっちを見てたけど...
なんかあったのかな？


てか前の人見たことあるけど...
めっちゃ知ってる人なんだけど...


まぁ、時間早いし知ってる人だったら
時間潰れるから話しかけるか。


〇〇：あの〜すいません

？？：ﾋﾞｸｯ...は、はい


その人はビクッと体を震わせながら振り返る。


人違いか？
でもこの人絶対うちの学校だったあの人だよなぁ...


〇〇：人違いだったら申し訳ないんですけど
久保さんですか？

久保：は、はいそうです

〇〇：あっ、やっぱりそうですね笑
あっ、僕は...

久保：〇〇君だよね？

〇〇：僕のこと知ってたんですね

久保：そりゃそうでしょ笑
隣の席だったじゃん笑

〇〇：いや、クラスだと僕は空気になってたんで...

久保：流石に知ってるよ笑

〇〇：言うても5年前くらいじゃないですか笑

久保：確かに！もうそんなに経ってたかー笑

そう。この人は久保史緒里さん。
高校時代、高嶺の花だった人だ。
そんな人と席が隣だったけど覚えててくれてたんだな。


久保：良かったぁ、知ってる人がいて

〇〇：いつも生写真並ぶんですか？

久保：うん、並んでるー

〇〇：誰を狙ってるんですか？

久保：かきさくを揃えたくて笑

〇〇：おぉ笑　結構難しそう笑

久保：そうなんだよね笑

〇〇：何でその2人推してるんですか？

久保：あんまり大きな声で言えないけど...
実は2人と友達なんだよね笑

〇〇：えっ！？そうなんですかっ！？

久保：ちょっ、声大きい笑

〇〇：あっ、ごめんなさい笑

久保：ふふふっ笑

〇〇：衝撃の事実なんですが

久保：だからずっと2人を応援してるの
あ、乃木坂が好きなのはもっと前だけどね？

〇〇：そうだったんですね笑
やっぱ美女は美女どうしで仲良いんですね

久保：そんなことないでしょ笑
私美女じゃないし

〇〇：え？本当に言ってますか？

久保：うん

〇〇：鏡見た方がいいですよ
美女なんで

久保：すごい嬉しいこと言ってくれるね笑
ありがとう！

〇〇：思ったこと言ってるだけですから笑

久保：...ここで再会したのも縁だし、
一緒に行動しない？

〇〇：え？

久保：だめ...かな？

〇〇：全然大丈夫ですよ笑
ちょっとびっくりしただけで笑

久保：良かった笑
断れたらどうしようかと...

〇〇：1回断った方が良かったですか？笑

久保：あっ！ひどいこと言う！

〇〇：嘘です笑

久保：もう...
てか、敬語外してよ

〇〇：いいんですか？

久保：うん同級生だし笑

〇〇：じゃあこれで

久保：今日はよろしくね？

〇〇：こちらこそよろしく！

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それからこの日に生写真の神様に出会い、
久保さんは見事にかきさくを揃えることができた。


久保：ありがとう！〇〇君！
君のおかげでかきさく全部揃ったよ！

〇〇：いや、僕は何もしてないよ笑

久保：〇〇君のおかげで神様に会えたから！

〇〇：それなら良かった笑

久保：ねぇ、〇〇君？

〇〇：ん？

久保：ライブ後にご飯一緒に行かない？
お酒なんか飲んでさ

〇〇：うん！いいよ！

久保：良かった！
そしたら、連絡先交換しよ！

〇〇：確かに連絡手段持ってなかったね笑

久保：これからいっぱいお話しようね！

〇〇：僕でよければぜひよろしく！

久保：うん！じゃあまたライブ後に！

〇〇：うん！



〇〇：久保さんかわいすぎでしょ笑
にやけが止まらないんだけど笑


それから2人は親密を深めていくのだが、
それは別の話。