お酒が弱いと思っていた彼女に立場逆転されました
〜遠藤さくら 中編〜
それじゃ...
かんぱ〜い!
〇〇:あぁ!うまい!
さくら:ん〜まっ!
〇〇:やっぱビール美味しい!
さくら:だね!
こうやって一緒に飲むの楽しいし
〇〇:ハイテンションになってる笑
さくら:ふふふ笑
〇〇:でもさくらってお酒弱いもんね
さくら:むっ...そんなことないもん...
〇〇:だっていつも1杯だけ飲んで
酔って甘えてくるじゃん
さくら:酔ってないもん...
〇〇:酔ってるよ笑
さくら:ううん
〇〇:じゃあ1杯飲み終わってみ?笑
酔ってるから
さくら:もう飲み終わったよ
〇〇:えっ!?早っ!?
さくら:ふふん笑
〇〇:え?今まで何だったの?
さくら:酔ってるふりしてた
〇〇:女優なれるよ?
さくら:なれないよ笑
〇〇:えっ、何で酔ってるふりしてたの?
さくら:...甘えたいから
〇〇:えっ?いつも甘えてるじゃん
さくら:もっと思う存分甘えたくて//
〇〇:いつでも甘えてきてよ笑
さくら:..恥ずかしいよぉ...//
〇〇:くぅ...//
かわいすぎるって...//
それならばと。
〇〇:よし!さくら甘えてきて!
そう言って手を広げた、が。
さくら:うーん...
〇〇:えっ?さくら?
さくら:さく、そんな気分じゃない
〇〇:なっ...
甘えてるさくら見たいのに...
とうなだれていると。
さくら:逆がいい
〇〇:...はい?逆?
さくら:うん
〇〇:と、言いますと?
さくら:甘やかしてみたい
〇〇:...なるほど?
さくら:ほら、おいで?
さくらが手を広げている。
これは行かなければ。
男、〇〇行かせていただく!
〇〇:さくちゃ〜〜ん!
さくら:えっ!?
さくらはびっくりして手を引っ込めてしまった。
結果としてただただ抱きついた形になった。
さくら:...ぁっ
〇〇:...ご、ごめん笑
さくら:う、うん笑
〇〇:驚かせちゃったね笑
さくら:びっくりしたけど...笑
〇〇:控えます笑
さくら:いや、おいで?笑
〇〇:...はい笑
さくらに包まれて幸せを感じる。
〇〇:...幸せ
さくら:ふふふ笑
〇〇:...
さくら:ちょっ...//
そんなに顔うずめないで///
〇〇:めっちゃ安心する...
さくら:もう...///ナデナデ
〇〇:...
さくら:...
2人が黙っていても幸せな空間が流れる。
さくら:(幸せだなぁ...)
〇〇:...
さくら:〇〇?そろそろ...
〇〇:...zzz
さくら:...寝てる笑ヨシヨシ
〇〇:...zzz笑
微笑みながら寝る〇〇だった。
さくら:こういうのもいいなぁ笑
ちょっと恥ずかしいけど//
その日以来、お酒が入ったときはさくらに甘えるようになりました。
さくら:一緒に寝ちゃおっ♡
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