脊振山系全山縦走!1泊2日。
こんにちは。
スタッフ田村です。
先日、5/10(月)~11(火)の2日間を使って、大好きな脊振山系を通して歩いてきました。
西の十坊山から東は基山まで。
いつかやんなきゃな、とは思っていたのですが、やっとタイミングが合いました。
総距離 約72km(駅 to 駅)、獲得標高 登り5,522m/下り5,478m、活動時間 約26時間の様子をレポートします。
それではどうぞ~~~
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○1日目
福吉駅 → アゴ坂峠 (約32km地点)
7:00 福吉駅
今回は、社長&田村のふたりです。
当初は、2泊3日で歩く予定だったのですが、社長の「1泊2日の方がイイんじゃね!?」の提案に乗ることに。
これにより、ゆるっとハイク&キャンプの予定(8h×3日)が、だいぶハードモード(12h×2日)に。
そのぶん、荷物をできるだけ軽量化してみよう、ということで2人とも30L以内のザックで収めました。(ギリギリ)
社長 ウルトラスパイア エピックXT
田村 クラックス AK27
というわけで、軽快に行きますよ~~~
8:07 十坊山
20℃越えそうですねえ
動画撮影中
脊振の全山縦走を考える際に「東西どちらから入るか問題」があると思うのですが、西側が結構アップダウンがキツイので、個人的には西側(福吉駅)スタートが絶対オススメです。
9:27 浮嶽
まだまだ先は長いですナア
10:37 女岳
羽金山へ
気持ち良いトレイル
河童山へ寄り道 ...からの
13:10 羽金山
羽金山の山頂は、はがね山標準電波送信所の敷地内になりますので、インターホンを押して中に入れてもらいます。
今回はスルー。
14:40 長野峠
雷山へ
2泊3日で歩くとしたら、
・1日目 福吉駅 → 雷山
・2日目 雷山 → 脊振山
・3日目 脊振山 → 原田駅
というスケジュールで考えていたのですが、そうすると雷山で水の確保はできるのか、という問題がありますね。
避難小屋横の水場は生きてるんでしょうか、チェックが必要です。
16:01 雷山
井原山へ
笹がでてきて脊振の縦走路らしい雰囲気
17:15 井原山
ふたりともだいぶ足にきてます。やっぱテン泊装備は楽じゃないゼ。。
段々とペースが落ちてきて、
ゼエハア言いながら先に進みます。
ここから先は、三瀬峠まで長~い下りです。
18:27 三瀬峠
1日目は、水が豊富な金山直下のアゴ坂峠まで。
ギリギリヘッドランプなしで歩けましたが、水の補給中に真っ暗になりました。
19:32 アゴ坂峠(補給中)
寝床の準備をして、すぐに就寝。
今回、食事は湯沸しのみで考えて、火器は軽量なアルコールストーブ&クッカーはチタン製。
社長は、カモックのマンティスULでハンモック泊。
わたくし田村は、シークアウトサイドのシマロンで広々。
おやすみなさい。。。
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○2日目
アゴ坂峠 → 原田駅
2日目は、朝の4:00起床。5:00出発。
水を補給し、まだ薄暗い中をスタート。すぐに明るくなってきました。
金山へ
5:44 金山
そして脊振山へ
7:10 鬼ヶ鼻岩へ立ち寄り
朝食
絶景を眺めながらの朝ごはん。ほんと幸せ。
何事にも代えられませんね。
くたくたの身体にアルファ米がウマイ!
しっかりエネルギー補給して、出発!
脊振山系の長い縦走路の中でも、脊振山 ⇔ 金山 間の縦走路は特に美しく気持ちが良いです。
野生まるごとそのまんまの原生林が続きます。
そして、
最後は車道。からのレーダー基地横の階段を上がったら、脊振山到着です。
8:50 脊振山
唯一のエイドポイント(自販機)で、念願の炭酸補給。
コーラと
愛のスコール
ここから九千部山までが、意外と長かった。
地味に辛い時間が続きます。写真も全然撮れていない。
清々しい蛤水道
13:39 九千部山
そして、残すピークは基山のみというところだったのですが、
この日の夜、社長は大事な会議があるためここで途中離脱。
約62km地点の柿ノ原峠で無念の下山です。
15:27 柿ノ原峠
というわけで、最後は田村ソロで基山まで。
車道メインですのでイージーですが、ちょっとサミシイ。
広々とした基山山頂
16:49 基山
ここで、社長から預かったマナバーをいただく。
持ち込んだ食料は全て無くなりましたが、基山からの下山ルートは距離も短いし、やさしいトレイルなのでもう大丈夫。
というわけで、
17:50 原田駅
原田駅到着。ゴールです。
今回、荷物の軽量化はある程度成功したのですが、それでも身体はバキバキになってしまいました。
体力の面は、まあ引き続き訓練すれば良いとして、装備の面で色々と考えさせられました。
(1泊以上歩く場合、ザックは少し重量が増してもやっぱりウエストベルトがあった方が良いナア。とか。)
そういったことも諸々含めて、とても良い経験になりました。
きつかったけど、それ以上に最高に楽しかった。
またすぐに行こう!とは思わないですけど...
脊振山系は、エスケープルートもたくさんありますし、まずはセクション毎で縦走!といった感じでも歩きやすいですからね。
是非皆さんもチャレンジしてみてください。
それではまた!^^
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