10月6日の谷川岳
群馬と新潟の県境に位置する谷川岳は、日本海側と太平洋側を分ける
中央分水嶺に当たります。
群馬側は氷河によって削られてできた一の倉沢やマチガ沢など大岩壁
が連なる一方で、新潟側は比較的なだらかな山容で非対称な地形。
コース 東京から日帰りも出来てしまう天神平からのピストンで!
谷川岳は霧?だな。
熊穴沢避難小屋まではなだらかな道が続く
こんな鎖場もあり
ここから見る景色も素晴らしいもの
そして肩の小屋が近づいてきます。
営業期間中は有人で宿泊も可能
ここでホットココアをいただきました。
肩の小屋のツイッターで気象情報を毎日更新してくださるので安心
この日の山頂は朝6時でマイナス3℃との情報。
icebreakerのメリノウールジップシャツとfinetrackフロウラップフーディー
を着ていてホントに良かった。雨具などはもちろん、防寒対策は
ぬかりなく!
トマノ耳(手前の)とオキノ耳(奥の)という2つの頂をもつ谷川岳
標高は2000mに満たないのに険しい山容と厳しい気象条件によって
高山帯に類似した生態系が存在するのも魅力のひとつ
西黒尾根は昭和7年に中島喜代志さんが切り拓いた谷川岳に最初に刻まれた
登山ルートとのこと
最大斜度は47度、体力・技術に自信ある方はこちらの上級コースが楽しい
かもしれません。
頂上で雨になり、この後雪と強風だったそう
その前に下山してきたので雪を見ることはなかったですが。。。
福岡を出発するときは30度近くあって半袖で「暑いあつい」と
思っていたのに、強い寒気が南下してきた時の秋の山はこうも寒いのか
と改めて思う。
ロープウェイ近くにある山岳資料館。
木曜定休日ということで諦めていたが「開館中」♡と
館長を務めておられるのは八木原圀明さん
すごい経歴のある登山家の方ですが、きさくにいろんなお話をして下さって
ほんとに楽しい時間を過ごすことができました。
聞けば11月初めまでは木曜日を開館しようと思っているとのこと
もし、お時間があればぜひお立ち寄りくださいませ。
熊のはく製があり、やっぱり触ってしまいました。
一の倉沢の岩壁をのぞむハイキングコースや日本一のもぐら駅「土合」
水上温泉や利根川の清流。
まだまだたくさんの魅力あるところ
紅葉もしばらく楽しめそうです。きっと、この写真よりもっと素晴らしい
景色があると思います。天候と写真を撮る腕が足りないだけで…
スタッフ 平島