密にならない山歩き①~宝満山~
こんにちは。
スタッフ田村です。
最近は、なんだか外出もしづらくなってきましたね。
こんな時は、人の少ないルートで山を歩いてみようかと思い立ちまして、正面道を使わずに宝満山を登ってきました。
宝満山と言えば、正面道が一番メジャーなルートで、連日たくさんの方が登っておられますが、実は東側にもたくさんの登山道があります。
いわゆる「裏宝満」と言われるエリアで、こちら側は登山者も少なく、とても静かな山歩きを楽しむことができます。
今回は、竈門神社から愛嶽山を経由して、さらに仏頂山まで足を運び、ぐるっと回りこんでの宝満山登頂を目指してみました。
というわけで、まずは大宰府駅から竈門神社を目指します。
僕は「まほろば号」には乗らずに、いつも歩いて行きます。
太宰府天満宮の奥にある、天開稲荷神社横のトンネルを抜けます。
古き良き煉瓦作りのトンネルです。
ちなみに、この日は午前中は天気がイマイチでしたので、午後からのスタートとなりました。
寒くて布団から出られず、遅くなったわけではありません。
竈門神社から愛嶽山方面へ。
すぐに登山道に入ります。
明るく開けていて、とても歩きやすいです。
ゆーっくりフォーカスリングを回して、静かな山歩き。格別な時間。
(最近、古いカメラを入手しました)
30分ほどで、愛嶽山に到着。
展望は全くありませんが、とても雰囲気のある場所です。
「来て良かった~」と必ず思ってもらえるはずですので、訪れたことのない方は是非ぜひ。
小さな祠があります。
朽ちかけた鳥居も、なかなか味わい深いですね。
そして、
たくさんの登山道が交差する鳥越峠へ。
今回は、かもしか旧道から大谷尾根に入ります。
ここから先はたくさんの分岐がありますので慎重に。
山伏の墓を経由して、剣の岩へ。
岩の上は、展望抜群。
そして、金の水。
ここもすごく雰囲気のある場所です。
生きてる水場の風景はなんだか癒されます。
岩の奥から水が滴り落ちてきます。
ある一定の時期(年に一度とか言われてるようです)には、太陽の光が射し込み、水が金色に輝くそうです。
それから、
七窟のひとつ、普池の窟にも立ち寄ってみました。
中には石仏が鎮座されておりますが、写真は撮りませんでした。
今度、七窟巡りもじっくり取り組んでみようかしら。
という感じで、色々と宝満山まわりの名所を回ったところで、
縦走路へ上がります。
ところどころ雪が残っていました。
仏頂山には、宝満山を開山したと云われている、心蓮上人の像が安置されています。
そして、ここまで来たら宝満山は目の前です。
スタートが遅かったこともあって、15時前になってしまいました。
山頂には登山者が一名のみ。
ちなみに、ここまでですれ違った登山者も一組のみ。
『密にならない山歩き』は大成功です。
下山は正面から。
さすがの正面登山道は、この時間でもたくさんの方とすれ違ったり追い抜いたり。
(とは言え10名程度でしたが)
というわけで、
半日ゆっくりと静かな山歩きを楽しむことができました。
これくらいのスケールというかサイズ感で、こんなにたくさんの見所がある宝満山はやはり魅力的だなあと感じました。
そして、愛嶽山方面の登山道は、下山時にしか使ったことがなかったのですが、今後は登りでも積極的に使っていこうと思います。
裏宝満エリアも、まだまだ奥が深そうですし。
皆さんも足を運んでみられては。
密にならない山歩きパート②もお楽しみに。
それではまた!^^
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