女装サロンに行ってみた話
過去の記事↑でちょっとだけ女装経験について触れたやつ(モザイク加工写真付き)のいいねが他と比べて少しだけ多めだったので掘り下げてみる。
なお去年8月の出来事なので記憶はやや曖昧。
きっかけ
・前々から人生で一度はやってみたかった
・自分の体格(160㎝未満、50㎏以下)を最大限生かせると思った。
・話のネタになると思った
・ワンチャン女装に目覚めるかもしれない
お店選び
Google先生で適当に検索した都内複数の候補から公式SNS、Youtube、ブログ、口コミ等を比較し、定期的にそれらが更新されていて好印象を感じた都内の女装サロンをチョイス。コスチュームレンタル、メイクアップ、写真撮影、写真のデータ送付、がセットになった標準コースで料金は2万円程。ネット予約する際、枠が意外と埋まっていてそこそこ需要があるらしいと実感。どうやらリピーターも一定数いるらしい。
入店~コスチューム決め
今回選んだサロンは住宅街の中のマンションの一室にあった。インターホンを押し、入り口のオートロックを解除してもらい入室。髪を青く染め秋葉原のメイドさんのような衣装に美男子のコスプレ写真が印字された缶バッチを何個もつけた自分と同世代くらいの女性スタッフの方が対応してくださった。メイドカフェすら経験のない自分は最初普段見ない姿に当然ギョッとしたが、対応はいたって丁寧であった。予約の確認を行い、すぐさま衣装選びへ。クローゼットを開けるとそこには大量の衣装。某有名アニメキャラクターを再現した物からオーソドックスな学園制服などほぼすべてのジャンルが揃っていた。何を着たいか全く決めていなかったのでスタッフさんと相談した結果、メイド服に決定。(衣装を見たい方は最初の添付記事参照。)
着替え~メイク
着替える前に洗面所で洗顔、髭の剃り残しを処理。それが終わると着替え。先ほど選んだメイド服の他、キャミソールやヌーブラなども併せて装着。慣れないアイテムにかなり手こずった。着替えている間、最初に案内してくれたスタッフさんが別のスタッフさんと雑談している声が聞こえた。もう1人どこにも見当たらなかったけど基本2人体制なのかな?と。
着替え終わったらメイクアップ、何もわからないので「可愛い感じにしてください」とだけ伝えてあとは基本お任せ。下地、ファンデーション、つけまつげ…といった化粧道具を慣れた手つきで扱い、鏡の前の自分がどんどん別人になっていく。最後にカツラを選んで三つ編みアレンジ。そんなこんなで1時間ほどで完成。いや、普通に俺可愛いんだが!?
写真撮影
撮影用の小道具、セットのある撮影ブースである別の部屋に案内される。先ほど着替え中に聞こえた雑談相手であろうもう一人の方がカメラを持っていた。(後で知ったがこのカメラマン、普段は地下アイドル的な活動をしているらしい…癖が強い人が多い!)いろんなポーズをレクチャーしてもらい、恥ずかしながらポーズをとると「かわいい!」みたいなリアクションを滅茶苦茶してくれた。営業トークだが悪い気が全くしなかった。その後も小道具やセットを最大限活用すること約30分の撮影タイムが終了。着替えたりメイクを落としている間にスタッフさんは写真のデータ準備。3GBのデータをメールで受け取り終了。
総括
面白い体験はできた。けど2回目はもういいかなという感じ。サービス自体は全体的に良かったが、2万は少々お高い。女装をしてみたいという方の参考になれば幸いです。自分でコスチュームやメイク道具を1から揃えるのは相当な熱意がない限りハードルが高そう。彼女でもいればちょっとメイク道具借りてみるなんてことができるのに。(届かぬ願い)
余談
メイクのスタッフさんに女装サロンの仕事を始めたきっかけと簡単な経歴について聞いてみた。生き方が一般企業サラリーマンの自分とは180度異なり、とても興味深かった。一方逆にこちらはどうしてサラリーマンなんかやってるですか?生きづらくありません?みたいな質問を投げられ返答に困ったが。
・もともと会社員勤めには向いていない性格だと中学生で判断
・高校生で芸術分野に興味を持ち始め、専門学校に進む。
・その中で特殊メイク、コスプレメイクを覚え、化粧関連の資格を取得
・在学中に女装サロンの求人を見かけ応募、現在に至る。
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