ウクライナ国歌編曲
連日のウクライナ侵攻のニュースを見るたびに暗澹たる気分になり何もしたくなくなります。ロシアはショスタコーヴィッチの国なので民族の悲劇というのはよくわかっているとは思っていたのだけれども独裁者の前には民衆は何もできません。ガルージン駐日大使は仕方ないとしてもフィギュアスケートのエフゲニー・プルシェンコ氏も見事なまでに洗脳されてますしね。スターリン時代にこうも簡単に逆戻りするとは思ってもおりませんでした。
日本人の私としては寄付ぐらいでしか手助けはできないのですが、もう少しなんとかならないかと思いウクライナの歴史を勉強し、ウクライナの国歌を編曲してみることにしました。
ウクライナの歴史はほとんど侵略と虐殺の歴史。コサック兵の傭兵としてポーランドやロシアに雇われたり、反乱したり抵抗の歴史で国歌もそのような国情を反映したものになっております。
特徴的なのが1フレーズごとに長調から短調へ移ってくるので勇敢な部分と悲壮感が対比されているように思います。一人でも多く生き残れること。そして祖国防衛がうまくいきますように。この国歌に対し私の気持ちとして序奏をつけて見ました。
●楽譜
変ロ長調(ト短調)とイ長調(嬰ヘ短調)の2つの楽譜をネット上で発見しましたが、変ロ長調で歌われている場合が多いと思いましたので、こちらを採用し編曲しました。