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橋口祐介
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透き通る空をそっと見上げて
くすぐったいような風を嫌がったり
膝元が隠れるほどに伸びた葦を蹴上げて笑ったり

どんな場面も愛しくなるほど
僕の日常は君で溢れてる
もう二度と君が傷ついたりしませんように

陽だまりに揺れる君の仕草
煌めきを纏うその笑顔が
この目に映る景色の中にあるだけで
心は軽くなってゆくよ
抱きしめたときの温もりを
そばにいるときの安らぎを
いつまでも感じていられるように
どんな未来を僕等で描けるかな

時が止まって じっと見つめて
触れ合う指と呼吸が優しくなる
きっと僕等は今日も確かめ合ってる
あの日の約束のために

時折どうして泣きそうに笑って
「ずっと離さないで」っておどけるのさ
そんな弱さを隠しながら生きてゆくのは
もう終わりにしなくちゃね

愛し合えることの尊さ
伝え合えることの美しさ
それを知るために僕等は出会ったのかな?
答えは見つからなくてもいいや
足早に過ぎる時間の中で
いつか今日の事も忘れて
君が僕をわからなくなってしまっても
ずっと隣にいて欲しいんだよ

今の僕等はまだ未完成だとしても

陽だまりに揺れる君の仕草
煌めきを纏うその笑顔が
哀しみの雨に汚されてしまわないように
涙が奪い去ってしまう前に
抱きしめたときの温もりを
そばにいるときの安らぎを
僕等の証として刻んでいくように
そっと手を繋いで歩けたなら
どんな未来も僕等で描けるから

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