エキスポシティのソフトクリームおじさん
こんにちは。
新留です。
先週の日曜日、ららぽーとエキスポシティにふらっとお昼ご飯を食べにいきました。
普段、教室や住んでいるところから近いことや、
教室に通ってくれているご家庭が箕面だけでなく、豊中、吹田、茨木、池田、川西、市内など様々で、子どもたちや保護者さまに会う可能性も高いのもあり、行くのは避けていたのですが
(週末は気を抜いてる感がすごいので会ってもまともに話せる気がしません。。。)
そういえば、行ったことないな……まあ誰にも会わないだろうと行ってみました。
行ってみると、駐車場は入口から 1,2,3階ともに「満」の文字。なんとか空いている場所がありましたが、車はいっぱい。
緊急事態宣言はどこへやら。中も人でいっぱいでした。
お昼の時間をズラして14時過ぎに行っても混んでいるお店が多かったのですが、無事にお好み焼き屋さんを見つけ、豚のお好み焼きやミックス焼きそば、バターコーンを食べ(バターコーンっておいしいですよね)、
その後、ロフトやTSUTAYA BOOK STORE(いちばん子どもたちと遭遇しそうなポイントなのでドキドキ)を見て回り、喉が渇いたのでベシャメルカフェへ行きました。
モヒートレモンを飲みつつ、あまおうのソフトクリーム(めちゃくちゃおいしかった……)を食べ、のんびりしていたのですが、店内をぼーっと眺めていると、中央にあるカウンター席の上に謎のオブジェが。
「なんだろう、あれ?」
キャンドルかな〜と思いつつ、トイレットペーパーの芯とかだったらおもしろいのになと妄想していたのですが、どうやら、展示についていた解説によると何にでも見えるようにつくっているそうです。
僕はきっとロマンチストなのでキャンドルに見えたと思うのですが、きっとトイレに行きたい人はトイレットペーパーに見えたのではないかなと思います。
さて、子どもたちを見ていても、人によって、いろんな見え方があるんだなと感じることがあります。
冬の面談の際、何人かの保護者さまから、
「うちの子、学校では認めてもらえず、自分の絵や発言することに自信がなかったのですが、RAKUTOに来て、自分が苦手だと思っていたことが認められたりする経験をして、すごい自信がついたし好きになったって言うんです」
というお言葉をいただきました。
僕らから見たら、これはどう見てもすばらしい才能だな〜と思うことでも、学校や他の環境ではそうだと見なされず、才能が萎んでいったり、隠されていくことってあるんですよね。
認められなかったり、逆に改善点だと見なされたりするのは、
先生自身の自信のなさだったり、きちんとカリキュラム通りに授業をしないと怒られるというような不安、
いろんな子にふれたり、大丈夫かなって心配していた子たちがその後うまくいっているという経験の少なさ、
先生自身の過去の傷ついた経験やクリアになっていない感情が原因だったりするのですが、
才能を育てるということにおいて、先生や家庭環境の占める割合ってすごく大きかったりします。
いろんな原因があるかもしれないけれど、認められないって楽しくないし、幸せじゃないですよね。
旦那さんに料理をつくるたびに「ここを…」と毎回小言を言われたらつくる気をなくすのといっしょで。
学校だけでなく、家庭や人間関係でもですが、
楽しいかどうか、幸せかどうか、ってほんとうに大切なことだと思います。
実際、幸せな人の方が、
・37%パフォーマンスが高く
・30%クリエイティブで
・寿命が長く
・友達が多く、結婚率も高く
・収入も多い
という研究結果もあったりします。
日本より教育や脳研究など学問の点で進んでいるアメリカでも77%もの人が「弱み」に注目してしまうという話がありますが、
自分の弱いところにだけ目をやるのはあまり楽しくないし、時間もかかるし、「伸ばしても普通、普通以下」だったり……それはなかなかつらいものです。
弱点に向き合ったり、弱点を克服するための努力が大事な時期もあるのですが、
RAKUTOのRAKUは漢字の「楽」なように、まずは子どもたちが勉強を楽しく、そして、保護者さまが楽になれるようになったらいいなと思ったのでした。
あまおうのソフトクリームを食べつつ謎のオブジェを見ながら。