【レース検討】天皇賞・春
昨年の勝ち馬ジャスティンパレスがドバイを使った関係で不在。
2着ディープボンド、3着シルヴァーソニックは今年も出走してきましたが、伏兵扱い。
1番人気は昨年の菊花賞馬ドゥレッツァと一昨年の3着馬テーオーロイヤルが分け合う形。
G1馬はドゥレッツァと昨年のダービー馬タスティエーラの2頭のみと小粒なメンバーという印象。
今年の注目は、71年ぶりの牝馬の勝利なるか?というサリエラ、プリュムドール、ゴールドプリンセス。
特にサリエラはディープインパクト産駒に武豊騎手ということもあり、何か期待してしまいます。
さて、人気馬でも人気薄馬でも、馬券圏内に入るためには最低でも4角一桁の位置にいないと厳しいですね。
特に長い距離では無駄な動きを避けるため、縦長になりやすいと思います。
個人的に、高速道路の自然渋滞発生時と似ていると思っていて、前の馬が抑えると、その後、その後と伝染し、気付けば縦長になっている…と。
いずれにしても、3000m近く走った後に直線一気でごぼう抜きは極めて困難と思います。
よって、最初から一桁の位置にいるか、3角 (残り4F地点) から押し上げて行ける持続力が必要と思います。
想定は以下の通り。
実際はこんな枠には収まらず、縦長になると思います。
ハナ候補のマテンロウレオですが、ノリさんだけにアテにはできません。
また、テーオーロイヤルは番手なら十分あるだろう…という想定です。
やはり長距離戦の醍醐味は騎手の駆け引き。
長距離は騎手で買え…と言われるほどですが、ルメールも川田も不在。
武豊の独壇場でしょう。
最も怖いのはモレイラで、サリエラとタスティエーラのアトサキにも注目。
注目馬
サヴォーナ
伸びずバテずの脚質で、切れる脚はないが、持続力があるタイプ。
神戸新聞杯、日経新春杯ともに2着だが、いずれも離れたところからきた馬に交わされたためで、競り合いは制している。
2400mを2度2分23秒台で走破しているように、高速決着に不安はなし。
決め手ある馬には分が悪いが、持続力を生かす競馬ができれば。
マテンロウレオ
伸びずバテずの脚質で位置が取れるか、上りが掛かる条件が必要。
今回は良馬場の京都だけに、余程のハイペースにでもならない限り、上り4F勝負になりそう。
となると、ハナに行ってどこまで。