【予想検証】AJCC

検討

結果

ラップ：12.8-11.7-12.6-12.5-12.6-12.3-12.2-12.1-12.2-12.5-13.1
ペース：後傾持続ペース

朝から不良馬場でしたが、レースが進むにつれ、徐々に4角で内を開けるようになり、直線は馬場の真ん中から外を回した馬が上位に来る状態でした。
このようなとき、内不利による外有利になりがちで、どの馬が外を回すか、また前に行く馬も進路を選べる利点があるため、どの馬が行くかという点がポイントでした。

ここは不良馬場のうえ、外々を回ることを考えると、それなりに実走距離が長くなるだろうと考え、以下を前提に検討しました。

レースバイアス：4角外・差し
ペース　　　　：スロー
適キャラ　　　：持続型差し／短縮

本命はシルブロン。

シルブロン
距離を延ばしてから成績が安定してきた馬。
特に3勝クラスのグレイトフルSが好内容。
それまで好走は左回りに集中していましたが、右回りでもスムーズに押し上げることができていました。
前走は距離（3600m）が長く、今回大幅短縮も、不良馬場で追走に苦しむことはなさそう。

ただ、懸念材料もありました。
想定では最後方になるだろうと考えていたため、日本の、そして中山の競馬に慣れていない外国人騎手がどう乗るか？というところ。
早めにマクれば馬場の外々を回れますが、動かなかったときに、開いた内に突っ込みたくなるのでは…と。

残念ながら、吸い込まれるように4角内を突き、ジリジリ伸びるも外の方が伸びが良く、0秒4差6着まで。
サンストックトンに並ばれたことも要因かと思いましたが、

返し馬でこういった馬場をこなせる感触を掴めたので、ああいったコース選択をしました。

というレース後のコメントから、狙いだったようで…。
もちろん、この進路取りだけじゃないと思いますけどね。

また、この条件では厳しいと軽視したクロミナンス、モリアーナが3、4着。
モリアーナは後方で脚を溜め、後半も距離ロスはあったものの、比較的悪くない外を回ったことも良かったと思います。
それを考えると、クロミナンスの方を評価したいですね。

ちなみに、速い脚を使える馬は道悪は向かない印象がありますが、大トビの走法より、道悪をこなすという見方もあります。
今後少し意識してみようと思います。