
【レース検討】弥生賞
上位3頭に皐月賞優先出走権が与えられるレース。
本番の皐月賞と違い、少頭数、スローペースが定番。
その違いからか、ここを勝って皐月賞も…というのはほぼありません。
人気馬同士で決着しやすく、底を見せていない素質馬に人気が集まりがち。
人気薄で狙うとすれば、
・前に行く馬
・延長ローテ馬
のいずれか。
例として、
2017年◎マイスタイル (8番人気2着)
延長ローテ (初距離) で逃げ粘り
2022年◎ボーンディスウェイ (9番人気3着)
中山2000m連勝後、ホープフルS5着 (10番人気)
などがあります。
想定は以下の通り。
少頭数だけに、枠による有利不利はあまり考えなくて良いと思います。

尚、この開催は2か月休ませたAコースへ替っていますが、今週は思ったより内が良くなさそうです。
先に進路を選べる逃げ・先行馬の方が若干有利にも思えますが、騎手の判断も左右しそうです。
ダノンエアロックなどは先行力がある上に延長ローテ。
前に行ってしまう可能性もありますが、先を考えてここは控えるはず。
トロヴァトーレ、シンエンペラーも同様と思います。
注目馬
ニシノフィアンス
伸びずバテずのタイプ (仮) で、初戦は逃げ切り勝ち。
逃げた次走は要注意ですが、京成杯では控えて0秒3差5着。
速い上りで前残りの展開を、勝負所の反応は今ひとつながらジリジリ詰めてきたように、相手のペースで競馬ができた点は評価できます。
ただ、差す形では見劣るため、逃げもしくは番手からの競馬で。
シリウスコルト
新馬戦 (1200m) 1着 → 新潟2歳S (1600m) 5着 → 芙蓉S (2000m) 1着。
異なる条件で、ぞれぞれ違う走りを見せており、現状適性が未知。
ホープフルSでは中団から伸び切れず6着止まり。
流れは悪くなかったと思いますが、前走から14キロ (トータル32キロ) 増。
成長分もあるとは思いますが、やや重め残りだった可能性もあります。
延長ローテのダノンエアズロックは、皐月賞を考えて、ここは控える可能性が高く、行く気を見せればニシノフィアンスが行けると思います。