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【レース検討】ニュージーランドT

NHKマイルCを目標にする牡馬と桜花賞を除外された牝馬が集うレース。
前者は距離適性を考慮し、クラシック路線には進まず、純粋にマイル路線を歩んできた馬が多いですね。
特に、この時期は短距離重賞が少なく、薄い期待感とともに仕方なくここを使ってくる馬もいるような気がします。
後者は、除外された理由はそれぞれですが、過剰な意識は不要。
ちなみに、過去10年の牝馬の成績は、1着0回、2着3回、3着2回。

さて、今年のメンバーは先行馬が豊富。
ただ、逃げ経験がある馬も、逃げが必須条件ではなく、位置が取れたときに好走しているタイプばかり。
そのうち延長ローテ馬は2頭ですが、行ってしまうタイプではなさそう。

想定は以下の通り。

コースバイアス:内枠/先行/平坦持続ペース

何が行くかも難しいですが、2番手、3番手集団が全く読めません。
内にも外にも先行馬がいて、これらの出方次第で展開が変わりそう。

前走同条件を逃げ切ったユキノロイヤル、2戦連続1400mを逃げ切っているルージュスエルテ、2戦連続マイル戦を逃げ切り、今回デムーロJに乗り替りのキャプテンシーをハナ候補としました。

ルージュスエルテは、前走で逃げなくても競馬ができるという安心感が出たと思いますが、その前走は想定外の出遅れ&届かず&中山替り。
普通に出れば、内のユキノロイヤルとの兼ね合いと思います。

また、先週に引き続き、Bコース使用 (2週目)、しかも稍重馬場。
3歳限定戦でもあり、中山マイル戦らしいレースになりそう。
上位人気馬では、キャプテンシーを除くと中山コースが初であり、荒れるとすればこの辺りがポイントかと。

本来なら内・先行有利のバイアスですが、人気馬を含む前に行く馬が多く、外・差しが圏内に食い込むケースを想定したいと思います。

レースバイアス:内・先行/外・差し
ペース    :平坦持続ペース
適キャラ   :スピード持続型

として検討したいと思います。

注目馬

エンヤラヴフェイス
伸びずバテずのキャラに加え、揉まれ弱さのある馬。
初B着&短縮ローテのファルコンSでは、被されない位置を取れたことでB着効果は不明ですが、内先バイアスの中、外々を回して4着馬と0秒1差。
立ち回りやペース次第でもう少しやれた感あり。
ロスなく先行馬の外が取れれば。

ブライトマン
中山は初も東京では切れ不足。
2戦目の東京1600mの未勝利戦の勝ち時計は【1.33.3】。
ペースの違いはあれど、翌日の赤松賞【1.33.8】(ステレンボッシュ) より速く、前残りの展開で唯一差してきたように、能力を感じさせる。
ここ2戦は上位の上りを使いながら差し切るには至らず、短縮ローテで中山なら切れ不足を補えるはず。


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