【レース検討】エリザベス女王杯
今年は唯一の3歳馬レガレイラが1番人気。
3歳馬は過去10年で2頭の勝ち馬のほか、毎年のように3着以内に入っているように、秋となると2キロ差で十分勝負になります。
また、実績馬のほとんどが近走不振であり、新しい馬 (若い馬、上がり馬)や近走好調馬に人気が集まるのも当然ですね。
ただ、レガレイラは出遅れ常習犯。
それだけに、京都外回り2200m替りは好材料ですが、再度追い込み届かずという可能性もなくはありません。
今度こそ出るかもしれませんが、その時はその時ですね。
出遅れさえなければ、間違いなくハナはコンクシェル。
他は出たなりと思いますが、レガレイラの末脚を警戒し、いつもより出して行く馬もいると思います。
差し馬はレガレイラを意識しながらの競馬になりそう。
注目すべきは馬場状態。
先週A→Bコース替りしましたが、その初日が不良馬場 (2日目重馬場)。
その影響もあり、今週は内開け馬場となっています。
内開け馬場でも、内回りでは前は内を開けないことが多いですが、外回りでは前も内を開けるため、後の馬は更に外に出すか、一か八か内を突くことになります。
よって、通常なら差し馬狙いですが、今回は先行馬狙い。
先行馬から差し馬を待つという想定で検討したいと思います。
※当日6Rの1勝級 (外回り2200m) では逃げた馬が内を開けずに逃げ切り。
少し内も回復してきているのかもしれません。
狙い目
レースバイアス:内枠・先行
ペース :スロー・高速持続ペース
適キャラ :高速ロンスパ型
注目馬
ラヴェル
直近4走から、徐々に復調気配を感じる。
中山牝馬Sこそ11着だったが、4角で前が詰まり、直線も前が壁の結果。
折り合い不安やペースの関係で中団の競馬が続いているが、切れずバテずの脚質だけに、本来前々で競馬をした方が良いタイプ。
その意味では、京都外回り2200m替りは好材料。
同条件の京都記念では牡馬に混じり、ジリジリ脚を使って5着。
オークスでも先行した中で唯一残って4着。
外枠から位置を取って粘り込む策で。