楽天SCHDに投資している人全員が知っておくべきこと【株式分割3対1について】
初めまして、楽天SCHDオタクと申します。
僕は、2024年9月からSCHDに投資できることを知り、VYMとVIGのミックスのような投資信託が誕生したことでX及びnoteのアカウントを開設しました。
今後ともSCHDに関する情報は惜しみなく提供していきます。
さて、今回は、2024年10月11日に開始される株式分割についてです。
先日、以下のような情報が出てきました。
上記の画像の簡単に訳すと、3 対 1 の株式分割を実施するという発表です。
調べてみると、上記のような感じです。
もっと簡単にいうと、
既に株を持っている人は、数字上×3倍(実際の価値は同じ)
買うのは1/3の価格から購入可能
という訳です。
本家SCHDの株価は84ドル程度
(日本円、為替1ドル145円を考慮すると、12200円ぐらい)
12200円から買えるのが1/3の価格で買えるようになっただけやん!って思うかもしれませんが、この12200円に対して、「たった!」って思うのは人それぞれです。
そして、日本人は本家SCHDを直接買えることができない(現状)ので、日本人からしたら関係ない話かもしれません。
でも2024年9月から間接的とはいえ、楽天SCHDが誕生した以上、どうでも良いわけではありません。
今回は、株式分割についてメリット・デメリットを解説していこうと思います。
株式分割のメリット
取引しやすくなる
株価が高いと、個人投資家にとって買いにくくなる場合がありますが、株式分割によって株価が低くなることで、より多くの投資家が購入しやすくなります。
これにより、株式の流動性が向上する可能性があります。
投資家心理の向上
株価が安くなることで、新たな投資家に「割安感」を与え、投資意欲を高める可能性があります。
これにより、需給バランスが改善され、株価が上昇することもあります。
株主基盤の拡大
株価が低くなることで、これまで株式を買えなかった小口の投資家も参入できるようになります。結果として、より多くの個人投資家が株主となり、株主基盤が広がります。
株式分割のデメリット
株式価値の希薄化はないが…:
株式分割自体は企業の実質的な価値には影響を与えないですが、一部の投資家が誤解し、分割後の株数増加に伴い企業の価値も増えたと考えることがあります。
実際には、株の総価値は変わらず、1株あたりの価値が調整されるだけです。
短期的な過熱感
分割直後は取引が活発になることが多く、一部の投資家が短期的な利益を狙って投機的な取引を行う可能性があります。
これにより、株価が一時的に過熱し、後に調整が入ることがあります。
配当への影響
分割後に配当が支払われる場合、1株あたりの配当額が小さくなる可能性があります。
もっとも、総額としては同じでも、分割前よりも配当利回りが低く見えることがあるため、配当を重視する投資家にとってはネガティブに映るかもしれません。
簡単なまとめ
ここで一旦簡潔にまとめます。
覚えてほしいことは、
数字の変化だけであって価値自体は変わらない
SCHDの魅力であるボラティリティが低いを覆すほどの株価の変動がある可能性がある
↑を狙って短期的な投資家の資金が流入したり流出したりする
ただし、これまで買えなかった層も買えるようになるので、今後ボラティリティが低い魅力がなくなるかもしれない
ということです。
僕が伝えたいこと
以上、簡単なメリット・デメリットです。
僕が個人的に思っていて伝えたいことは、「短期的に動く投資家の搾取対象になるな!」ってことです。
短期的な売買に左右されず、長期で保有する前提でバイアンドホールドし、3ヶ月に1度の分配金をもらって日々楽しく過ごしましょう。
そして、以下の画像が株式分割になった状態です。
85ドルの株価が株式分割により、28ドルになり、グラフ自体は暴落してるように見えます。
これを勘違いして「暴落したから買いだ!」とか「暴落から買いだ!」はやめておきましょう。
分割されて買いやすくなっただけなのでね。
今回は以上です。
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