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なぜ楽天SCHDを新NISAの成長投資枠で買うのか?
今回は、なぜ僕が楽天SCHDに投資するのか?について考えをアウトプットしようと思います。
そもそも楽天SCHDとは?
株式・米国ファンド(四半期決算型)
「シュワブ米国配当株式ETF(SCHD)」への投資が可能な投資信託 · SCHDは米国の高配当利回り銘柄で構成され、配当収益の確保や中長期的な値上がりを目指す。
要するに、今まで日本の証券会社で米国のSCHDに投資できなかったのですが、楽天が仲介役になってSCHDに投資できるようになったという感じです。
なぜSCHDなのか?
VYM、HDV、SPYD、VIGといった優良なETFがあるのに、なぜSCHDに投資するのか?僕の考えを解説しようと思います。
圧倒的な増配率の高さ
まずは、ここです。
SCHDの平均増配率は11%と驚異的な増配率です。
10年連続増配株を集めたVIGと比較しても1.2位を争うレベルの増配率です。
ただ、2023年の増配率は3.5%と、低かったので、平均しても8%ぐらいかのかもしれません。
それでもVYM以上VIG並みという増配率の高さは魅力の1つです。
運用実績が10年以上という信頼性
実は、HDVよりも前に運用開始されたの知ってましたか?
VYM 2006年
VIG 2006年
SCHD 2011年
HDV 2013年
SPYD 2015年
10年以上運用実績があり、毎年増配し続けているETFです。
配当利回りと増配率のバランス
配当利回りが高いSPYDの増配率はイマイチ
逆に増配率が高いVIGは配当利回りがイマイチ
上記2つをバランス的をとったのがVYMでしたが、増配率と配当利回りが少し足りないところ
SPYDとHDVとの相性が良いけど、1本に絞りたいところ
上記全てをバランス良く、増配率と配当利回りも高水準にしたのがSCHDです。
僕の頭の中のイメージで文章を書いてるので、異論は認めます。
多くもなく少なくもないセクターの分散
多過ぎると、配当利回りが落ちてしまったり、増配率が落ちたりする
少な過ぎると、景気に左右されやすかったり、減配したりする
The yield-based annual reconstitution of $SCHD creates a passive mechanism that tends to buy undervalued stocks when yields are higher and sell those that may have peaked as their yields decline.
— SCHD STAN | Craig (@SCHDETF) October 7, 2024
While this process doesn’t guarantee perfect timing, it provides a systematic… https://t.co/WGOap230LW
【日本語訳】
$SCHDの利回りベースの年次再構成は、利回りが高いときに割安な株式を購入し、利回りが低下するにつれてピークに達した可能性のある株式を売却する傾向がある受動的なメカニズムを作成します。 このプロセスは完璧なタイミングを保証するものではありませんが、価値を獲得し、すでにピークを迎えている可能性のある株式への過剰投資を減らすのに役立つ体系的なアプローチを提供します。
良い状態の時に組み込まれて、悪い状態になったら外すというシンプルな法則が魅力的です。
セクターの分散
銘柄の割合
財務状況
時価総額
いろんな要素を駆使した上位100社というシンプルさが魅力的です。
分散であってもやり過ぎると管理が面倒になります。
この辺も考慮しているところがSCHDの魅力です。
ボラティリティの低さ
銘柄数が少な過ぎると、ボラティリティが高くなる傾向がありますが、財務優良な企業に投資しているSCHDはボラティリティが低いです。
人によっては高い低い色々ありますが、低い方だと思います。
なぜSBIではなく楽天なのか?
多分、この辺の疑問があるかと思いますので、ざっといきましょう。
配当金自動入金サービスがある
楽天証券の特権の1つである配当金自動入金サービスがある点です。
このサービスに価値を感じているのが結論です。
また、定期自動売却もあるので、インデックス投資の取り崩しも精神的なハードルを抑えれそうな気がしています。
インデックス投資の含み益なんて、売却しない限り幻です。
だからこそ、高配当株投資で配当金を日々の生活に充てて豊かに暮らしていくのに、この楽天証券は適した証券サービスです。
二重課税の調整を自動でしてくれる
これはSBI証券のサービスはありません。
楽天との差別化ポイントは、コストが抑えられてる点です。
ただし、二重課税は自動で調整されません。
自分で確定申告をする必要があります。
配当金自動入金サービス×二重課税調整
SBI証券になくて楽天証券にある便利なサービスを考慮したら、約0.07%のコストって誤差だと思いませんか?
仮に本記事を読んでいるあなたが資産5億円以上所持している超富裕層だったら話は別ですよ。
トータルで見て、コスパとタイパを考えたら、楽天証券で十分です。
他の楽天サービスと比較して総合的に選んでいる
楽天銀行(給料の受け取り)
楽天カード(全ての支払い)
通常の楽天ポイント(楽天カードのポイント払い)
期間限定の楽天ポイント(楽天ペイで普段の買い物)
楽天ペイ(普段の買い物)
楽天ETCカード(高速代)
楽天市場(他のサイトより安かったら)
楽天リーベイツ(キャンペーン時に利用)
楽天ふるさと納税(実質プラスで納税)
楽天経済圏になりそうな自分ですが、これだけの楽天サービスで楽天ポイントに集約しているので、これの倍以上のサービスを上回るサービスがありません。
なので、楽天証券を選んでいる理由の1つになります。
口座変更手続きがシンプルに面倒
ちょこっと上乗せされてるサービスにわざわざ時間とお金を使って口座を変える必要がありません。
楽天証券でも80点は取れてると思います。
残りの20点を取りに行くのに費用対効果が合わないように思えます。
理想の楽天SCHDの未来
これはあくまで個人的な考えですが、紹介します。
配当金で最低限の生活の支払いをすることです。
配当金が60万円振りこまれる
↓
3ヶ月で60万円生活(配当金で補う)
↓
3ヶ月後に配当金が60万円振りこまれる
ざっくり月20万円でしょうか?
一応、早い方が良いですが、老後までには!っていう感じです。
やはり若い時に何をしてきたのか?って言うのは死ぬほど大事なんだよな🤔
— 楽天SCHDオタク (@rakutenSCHD) December 2, 2024
・30歳までに成長投資枠2年分だけ楽天SCHDに投資(480万円)
・60歳まで再投資なしで放置
【結果】
・年間300万円の不労所得(月25万)
・新NISAなので無税
・国民年金+厚生年金+配当金
さらにインデックスもしてたら最強😎 pic.twitter.com/vrrzUmxPYI
このポストもあるように、SCHDがこれからも高い増配率と配当利回りを維持し続けたら、割と簡単に手に入りそうです。
まぁ机上の空論なので、実際にどうなるのかわかりませんが、それなりのポテンシャルがあることは間違いないです。
僕の場合は、暴落の年に夫婦で一括投資、翌年に株価が戻らない場合は年初に一括投資するつもりなので、少し欲張ります笑
2020年のコロナショックの後にお金の勉強をして後悔したので、絶対に次の暴落時にガッツリ仕込むつもりで準備しています。
⚠️速攻でVYMに変更する場合もある
正直、楽天やSBIのSCHDの投資信託は2024年に誕生したばかりなので、隠れコストやタコ足配当になってないかが心配です。
まぁ目論見書を読んだら、ないはずですが、どうなるのかわからない世の中です。
隠れコストやタコ足配当を考慮してしっかり分配金を支払うのか?見定めてからガッツリ仕込みます。
微妙だったらVYMを買う予定で、VYMだけになったら改名しようかな?って思います笑