【感染症と人類の闘いの真実】100年ごとにウィルスとの戦いはやってくるという真実
昨年の12月に中国武漢で発生した新型コロナウィルスですが、あれから数か月で世界中にそのウィルスが拡散され、3月にWHOがパンデミック宣言をし各国が緊急事態宣言や国家非常事態宣言を掲げ、都市をロックダウンしても感染拡大は止められず、医療崩壊を招き多くの犠牲が出ています。
新型コロナとの数か月の厳しい闘いを経験し、今後ポストコロナをどう生きていくのかが人類に突き付けられたテーマだと言えます。
そして歴史をたどると多くの感染症との闘いをへて人類は生き残ってきました。そして今、海外で話題になっているのが「100年ごとに感染症はやって来る」です。
「歴史は繰り返す」
Plagues occur every 100 years.
疫病は100年毎にやってくる。
Plaguesというのはペストのことで、現在の英語の疫病という意味の単語になっています。本日は感染症の歴史のついて説明いたします。
【歴史は繰り返す】感染症との闘いは100年ごとに起きている
にわかに世界のSNSで話題になっているのが、感染症は100年ごとに人類に襲ってくるという真実です。世界中で4つの大きな感染症が100年ごとに起きています。そして、2020年の新型コロナウィルス、人類は感染症の歴史を経て、多くの犠牲のもとに
現在があると言っても過言ではありません。
1720 ペスト Plague
1820 コレラ Cholera
1920 スペイン風邪 Spanish flu
2020 新型コロナウィルス Corona Virus
ペストはカミュの代表作としても有名ですね。
最近、このペストが新型コロナのロックダウンをした都市を表現しているということで爆売れしているという話です。是非、興味がある方は読んでみてください。
1720年 ペスト 感染症と歴史と言ってもいい代表的な伝染病
1720年、フランスのマルセイユでの腺ペストが大流行
都市および周辺の街で推定10万人が亡くなる。
今感染症の英語は Plagueだが、これはまさにペスト由来。
ペストは黒死病(皮膚が黒くなる)ともいわれ、血液がペスト菌にて全身に流れ、敗血症となる。14世紀にはペストによりヨーロッパの人口の30%~60%が亡くなっており、ヨーロッパの社会、文化を形成する上で多くの影響を与えた伝染病だと言われている。
1820年 コレラ 150年以上のパンデミックの歴史
コレラというのは名前は聞いたことがあるっていう人も多いかと思うが19世紀の初頭にインドから東南アジア、広東、北京、中東、ヨーロッパ、東アフリカで流行した感染症である。まさにコレラはパンデミックと言われる広がりを見せた感染症の歴史である。
コレラは元来、ガンジス川のデルタ地帯で見られた風土病(下痢による感染)だったが、人々の往来、移動により世界へ拡大するようになる。1822年には、日本でも流行している。150年の歴史で、6回以上のパンデミックを起こしている。
1920年 スペイン風邪 第一次世界大戦中の伝染病
世界中で発生をし、スペイン風邪(H1N1ウィルスによるインフルエンザ)により5000万人が命を落としたと言われている。
第一次世界大戦中のため、多くの兵士が野戦病院で倒れていったと言われています。こちらも世界中で流行したパンデミックと言われています。スペイン風邪に関しては別の記事でも記載しております。
2020年【現在進行中】 新型コロナウィルス
2020年中国武漢で発生した新型コロナウィルスですが、こちらは今現在進行形で全世界でこのウィルスとの闘いの真っ最中。
2020年において、人が世界で動くというのは当然で、物凄い数の飛行機で世界を人々が移動をする時代に、このウィルスはあっという間に世界中を拡散していった。
どんなに医療技術が発達しても、新しいウィルスへのワクチン、薬もない場合は人類は無防備だ。そしてこのウィルスは人類に経済を止めるのか、それとも感染を止めるのかという人類のテーマも突き付けてくる。
まとめ、感染症は100年ごとに繰り返す
本日は海外で話題となっている感染症は100年ごとに繰り返しているということを記事にいたしました。人類は大きな感染症の歴史を経験し、多くの犠牲者を出し、ワクチン、薬を開発し、生き残ってきた子孫たちが現在新型コロナウィルスと戦っています。感染症の歴史を見ると新型コロナとの長い闘いは続きかもしれません。
歴史は繰り返すということ。
History repeats itself.
そんな100年に一度の歴史の中、日常生活を工夫し、予防を重ね私たちは生きていかなければならないということ。そんな真実が私たちに突き付けられています。
読んでいただきましてありがとうございました!
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