「働き方」をシンプルに考える
こんにちは。平凡サラリーマンのらくさまーです。
平凡だけどちょっとズレたライフスタイルを発信しています。
今回のテーマは「働き方」について。
以前の投稿で、仕事に関して「余人をもって代え難い」ということはあり得ない、というお話をしました。
人間は自己陶酔の生き物。
ゆえに仕事においても、自分の不出来は棚に上げ、他人の粗は掘り下げて、「やっぱり俺がいないと・・・」みたいな勘違いをしてしまうのですね。
しかしながら、冷静に見てみると、「仕事」は、人生においてあまり大したものではない、というのが、前回記した、らくさまーの考えでした。
「そうか、では仕事なんてのはテキトーで良いんだ!」
と思った方。
いや、そうではありませんよ。というのが本稿のテーマです。
実際に働いている時間はどれくらい?
まず、現状を客観視するために、我々はいったいどれくらいの時間、働いているのか、を見てみたいと思います。
OECDのデータによると、2021年の日本の平均年間実労働時間は1,607時間。「ワーカホリック大国」のイメージがありましたが、世界で見ると27位(※)です。
※なんと、上位は中南米諸国が独占しています!
出典:https://www.globalnote.jp/post-14269.html
一方、1年間の総時間数は、8,760時間。このうち、睡眠時間を1日8時間とすれば、年間2,920時間ですので、人間の実活動時間は、年間5,840時間ということになります。
よって、人間の実活動時間に占める労働時間の割合は、1,607H/5,840Hで約30%ほど。実際は通勤時間やサービス残業(?)、正規・非正規の違いなどを織り込むと、らくさまーのような正規のサラリーマンは、もう少し高い割合(※)になろうかと思われます。
※実際、1日8時間労働として年間労働日数を計算してみると、1,607H/8H=約200日となります。ちょっと少なめですよね。
この膨大な時間、「テキトー」で良いですか?
このデータで見た労働時間/実活動時間の割合。高いでしょうか?
それとも、低いでしょうか?
感じ方は人それぞれだと思います。「脳内メーカー仕事オンリー」人間の方々にとってみれば、「意外と少ない(※)」となるかもしれません。
※それによって、「働き方改革」に目覚めていただけましたら幸甚です。
しかし、らくさまーの感想は「結構多いな。。。」です。
もちろん、すぐさま「FIRE」できれば、その割合を減らすこともできるのでしょうが、私が実践している最強かつ地道なインデックス投資では、もう少し先の未来となりそうです。
※投資について、熱く語っている記事はコチラ。
ならば、どう考えるか。
「どうせ働くのならば、できるだけ楽しく、前向きに」
これが、らくさまーのモットーです。
別に、他人の評価は関係ありません。
出世できないから。再雇用で役降りしたから。
そんな理由で、この膨大な時間を無為にするのは、人生トータルで見て、かなりもったいないですよね。
そして、それと同時に思うのは、
「労働時間の割合をできるだけ下げて、他のことに使えないか」
ということ。
育児や勉強、趣味など、仕事以外にもやりたいことは、大いにあります。
仕事をとことん効率化し、真に必要な部分のみを実行し、一切の無駄は省く。
これにより、人生がより豊かになるのでは、と思うのです。
そういう働き方ができるものに、わたしはなりたい。
P.S(その1)
ちなみに、人間は自己陶酔の生き物なので、自分の仕事を不必要と割り切り、捨て去ることはとても苦手です。
そのためには、とても当たり前のことですが、「必要とされる仕事って何??」というそもそも論から考えていくことが必要となります。詳細については、また別稿で。
P.S(その2)
白状しますと、働き方を労働時間から分析する、という手法は、らくさまーオリジナルではありません。
私がいま最も影響を受けている、と言っても良い、出口治明さんの考え方を拝借いたしました。
※例えばこの書籍など
しかし、少し切り口を変え、出口さんとは若干異なる解釈をもとに本稿を記しておりますので、お許しくださいませ。