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バイオハザード~ヘヴンリーアイランド~1巻
水着タレントが競い合う、TV番組撮影を行う事になった撮影隊は南米のある孤島に到着した。しかし、その島にはNGO団体テラセイブのメンバーも視察に訪れていた。
【注意事項】
①こちらの作品は「バイオハザード リベレーションズ2」(PS3専用ソフト)とリンクされた作品であり、ホラー要素、惨殺シーン等のR18G作品です。
②筆者はゲーム未プレイです。(物理的にも精神的にも出来ません)
ですので、解釈違い等もあるかと思われますがご容赦願います。
③全5巻読了済みですが、レビューは1巻のみです。
④ホラーは苦手だけどグロいのはある程度平気!て方におススメの作品です。
【感想】
水着タレントの一人がかなり序盤の方で行方不明になってしまうんですが、彼女の不在に気づいた番組スタッフは未だ新人でほぼ相手にされませんでした。全ての出来事は此処から始まります。
随分昔にビビり散らかしながら観たバイオハザードの映画(ミラ主演)のシーンを何個か思い出しながら読んでました。
話を戻しまして、この島でサバイバルゲームの撮影が始まり、主人公は担当アイドルと森の中へ進んで行きます。その道中で参加者の悲鳴を聞きつけた2人はとんでもないものを目にする事になります。胸を大きな銛で貫かれたカイリー(番組の前回勝者)が血だらけになっており、その後ろには奇妙なマスクで顔を覆った大男が立っていました。
この大男は銛の怪人(クリーチャー)です。逃げ惑いながらも主人公はこの大男に「モリオ」とあだ名を付けます。命名理由は「銛を持っているから」です。正直、ギャグを言っている暇はありません。相手は本気で殺しに来ているので、力加減のへったくれもなく、太い幹を持つ木々ですら、持っている銛とチェーンで真っ二つに出来る怪力と見た目に反して走るのも早いです。
アイドルを守る為に自分が囮に成る事に決めた主人公は樹から飛び降りて、モリオと共に崖から落ちました。
此処までが一巻です。逃走中には担当アイドルと主人公とのちょいラブシーンと言うか半分ハニートラップに近いものあるので違う意味でもドキドキするかもしれません。
二巻以降はこの島の秘密に迫っていきます。
この島の周辺島に到着していたテラセイブメンバーも突然変異して猟師を殺した殺人魚の発見等、「Tーウィルス」の脅威が迫っている事に気付き、別動隊で動いていたメンバーと合流する為に島へやって来ます。
この島は一体なんなのか。
何故、ラクーンシティで終わった筈のウィルスが何故此処にあるのか。
どうやって持ち込まれたのか? 感染した魚を食べた事が原因なのか?
読者が抱く謎が一つ一つ紐解かれて行きます。
割とサクサク読めるし、バイオハザードシリーズを知らない人でもパニックホラーとして楽しめる作品です。
おススメ度:★★★★☆
グロ度 :★★★★☆
作者名 :芹沢直樹 カプコン
作品名 :バイオハザード~ヘヴンリーアイランド~
リンク元 :コミックシーモア
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