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時間管理は「時間を意識する」ことから

 時間マネージメントコーチもやっている私ですが、元々時間管理は得意ではなく、どちらかというと苦手でいつもバタバタしているようなタイプでした。過去形ではあるけれど、今もやっぱり少し狂うとバタバタしてしまいます。笑

 時間も目には見えない「整理」なので、整理収納を学び始めてから色々と効率化を意識するようになったのですが、更に整理収納アドバイザーとして活動し始めた頃は3人の子どもの母親業と主婦業もこなしつつ、どうすれば自分の活動時間を作ることができるか?そこばかり考えて時短を研究していたら今ではその方法をお伝え出来るまでになりました。

 活字が得意ではない私も、仕事も様々な案件をこなすようになってきて、家事だけでなく仕事的にも時短術を身につけなければ……と思って色々と時間に関する本も読み始め、2年前に読んだ本になりますが、こちらは私にも割と軽く読めた時間の活用術に関する本です。

「なぜ、あなたの仕事は終わらないのか スピードは最強の武器である」


著者の中島氏は、米マイクロソフト本社でWindows95の開発に携わった伝説のプログラマー。

・午前中だけで1日の仕事をほぼ終えられる
・半年以上の長期プロジェクトを最も効率的に進められる
・締め切りギリギリになって「終わりません」と言わずにすむ
・メールを返信すべき本当の時間がわかる
・徹夜ナシ、残業ナシで、能力の高い人に勝てる

小学生の夏休みの宿題をやる頃からすでにこの「スピード術」を身に付けていたという著者。そうか、夏休みの宿題のやり方ってほんと分かれますよね。笑

私は著者と同じタイプで先に終わらせるタイプ。でもクラスメイトの多くは夏休みの終わり一週間でギリギリになって慌ててたなぁ…(かなり遠い目)

気付きはDTPデザイナー時代の会社

 時間マネージメントの講座でも「時間を意識して集中する」とお伝えしているのですが、これは、私がDTPデザイナー(印刷物デザイン)として会社勤めしていた頃に、学んだ事なんです。

ある日、社をあげて作業効率を上げるための課題イベントみたいなものがあり、結果に自分でビックリしたことを鮮明に覚えています。

課題の内容は、「全員が同じ課題を同じ制限時間内でどれだけ出来るか?ヨーイドン!」という単純なテストです。こういうの勝負は燃えるタイプでつい頑張ってしまう私にはピッタリだったと思います。笑(小学生の頃の100マスかけ算のスピード勝負も凄く意欲的にやってました。笑)

もちろん、仕事という大前提があるので普段も、ダラダラしているつもりはなく一生懸命集中してやっていたつもりだったのですが、このテストを受けた事で「集中しているつもり」だけで「本気で集中」していなかった……という事に気付かされました。その課題での自分の想像を超える作業が出来たことへの驚き。「やれば出来るんだ!」と分かった時の不思議な感覚は今でも忘れません。

凄く単純な事なんだけど、時間を決めて、その間物凄く集中する。その癖が身についたのは、その課題のお陰だと今でも感謝しているぐらいで、本にも同じ事が書かれていて再び実感しました。

仕事だけでなく家事でも同じ

 これは家事にも当てはまります。テレビを見ながら洗濯物を畳むより、「5分で終わらせるぞ!」と1人ゲームの感覚で一気に集中した方が何倍も早く完了する。もちろん家族が一緒だと色々な邪魔が入るので、集中出来ない時がありますが、なるべく集中出来る「1人の時間帯」にやるように心掛けています。本にはそれが理由となっての「早起きするべし」という内容もありました。

残念ながら、そこは身についてなかった朝が弱い私。笑

一週間程、アラームを5時にセットしてみたのですが全く早起き出来ず…;
子どもと一緒に9時に寝たら、やっと起きられて、その日は朝から魚焼いて、和朝食なんぞ作れちゃったり、少し早めに娘だけを起こして2人でゆっくりお喋りしながら朝食食べたり……と、実際に有意義な時間を過ごせた日もありましたが、ワーママはやる事が多過ぎて長続きせず……^^;

それでも3人子育ての傍ら、仕事、PTA、子どもが属しているミニバスの係の仕事などもやりつつ、しっかりと自分時間も取れるようになりました。

時間管理は「時間を意識する」ことから始まります。


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RAKURASHI 井上知恵子
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