メインの思考を変えることができた(前編)

絶望からの人生振り返り

前回の記事で書いた通り、私はどん底に突き落とされ深く絶望しました。
そしてもう「今までの考え方、感じ方をやめるしかないんじゃないか?」

と自然に、素直に思いました。
なぜそう思ったのかというと、何をどう頑張ってもうまくいかないので、「いや、もうさすがに今までの思考じゃ本当に無理だろ」と心の底から感じたからです。

それと同時に思い浮かんだ事は、「こんな最低な自分でもここまで生きてこられたのは両親や出会った人達のおかげだな」という事。

今まで出会った人たちがいなかったとしたらどうなっていただろうか?考えるだけでも恐ろしい。

私に良い影響を与えてくれた人達と仮に出会ってなかったら・・・。私はおそらくただただ目の前のやるべき事から逃げて、逃げて、その果てまで流され続ける人生。

その先には何も無い。ただそれだけの人生で終わっていただろう。そう考えると自然に今までお世話になった人を思い浮かべて感謝することができました。

そして私は今まで出会った人達に感謝と恩返しの意味を込めて自分の「在り方」を変えようと決めました。

在り方とは生きる姿勢のようなイメージです。結果はどうあれどのような方向、意識、姿勢で生きていくかということです。

ここからが重要なのですが、振り返ってみると今までの私の考え方の癖は

「現状が最悪」「お金が無い」「時間が無い」「能力や才能がない」「嫌なことが起こる」「なんでこうなった」「人生やり直したい」「自分はどうせダメ」「どんどん悪い方向へいく」などなど数えきれない程の不足感と自己否定ばかりでした。

その考え方の癖は自分を否定すると同時に良い影響を与えてくれた人も否定する在り方ではないかと気が付いたのです。気付いたときハッとしました。

「だったらこの考え方の癖を全部逆にすれば良いんじゃないか?」


発想の転換

「無いものを数えたり、自己否定する思考の癖をやめて、有るものを数え自己肯定をする思考の癖へ転換しよう。」

長年の考え方の癖をそんな簡単に変えられるだろうか?とかそんな考えは一切出てきませんでした。

だって今まで散々うまくいかなくて、打ちひしがれて、絶望して、もうマジで本当にこのままじゃ無理だろって心の底から強く思ったからです。

開き直りにも近い感覚だったかもしれません。とにかくもうこの方法しかないって思いました。

自分で行き着いたこの方法に賭けてみようと思いました。とりあえずやってみよう。
そう考えたのが今日から約二ヶ月前です。

そこからは毎日様々な手法を実践しました。考え方の癖を逆にする為に起きている間の空き時間のほぼ全てを注ぎました。

2ヶ月毎日欠かさずです。瞑想、クラシック音楽を毎朝聴く、読書、YOUTUBE視聴、感謝日記、夢ノート、言霊、アファメーションなど徹底的にやりました。

とにかく良いイメージで過ごすのと自分に有るものをひたすら数えまくりました。そうすると1週間くらいで自己否定がほぼ消えていきました。正確には自己否定が入る隙間がほとんどない状態を作っていたことになります。

感謝ノートに「今日も健康に過ごせた。」「今日も家族が全員平穏無事だった。」「着る服がある」「今日も美味しいご飯を食べることができた。」「帰る家がある。」

とかを毎日10個必ず書いていたのと、声に出して「ありがとう」を毎日1000回以上唱えたり、自分の声を録音したアファメーションをイヤホンでずっとリピートして聴いて過ごしていました。

仕事中以外は移動中も徹底してそれらを本気でやりました。本気でやったことがある人はわかると思いますが、それらをやりながら自己否定を同時にするのは無理があります。



ここまで読んでいただきありがとうございます。続きは後編に書いていきます。





この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?