老害客の対応には、柳原可奈子のショップ店員を降臨させる。

私はふだん、パソコンに向かってポチポチとやるのが仕事ですが、たまに友人知人のハンドクラフトの売り子を手伝ったり、ボランティアに参加して説明係をしています。

大抵のお客様は熱心に耳を傾けてくださるのですが、一部のご老人たちの中には、困った人たちもいて…

・もっと安くなんないのぉ?
・こんなの、私も作ったことあるわよ。
・私が私が私が…俺が俺が俺が…

とにかく話が長い。そして何度も繰り返す。買わない。いや、買わないのはいいんですよ別に。説明を聞かないのもしょうがない。その人に響かないだけですから。

でも、「そういう人は客という立場を利用して、ただ自分の話を聞いてほしいだけ」なんですね。

しかし、昨今はネット社会ですから、下手に言い返すとどんな報復があるかわからない世の中です。

これまでは仕方なく聞いていたのですが、ある日、解決策を思いつきました。

芸人・柳原可奈子さんの店員キャラを頭の中に降臨させて
「え~、そうなんですかぁ」
「すごぉい~(*゚∇゚)//"" パチパチ」

こんな調子で、ある程度話を聞いてから新しい客を見つけて「いらっしゃいませ~♪」とその場を離れる。
客がいなければ「すみませぇん、ちょっと…」とその場を離れる。

頭の中はさながらショップ店員。気になっちゃう感じですかぁ?

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