ズボラな私でもできた!やってよかった投資方法はこの3つ
現在、私は無職です。家族の扶養に入っており、いわゆる「専業主婦」という立場ですが、それでも趣味や、次の仕事に向けての講座受講などのお金は配偶者からもらうことなく、自分のお金でまかなっています。
なぜ、それができるかというと、若いうちから投資を始めたからだと思います。ここでは私がこれまでやってよかった3つ投資体験をお話します。
(だからといって、生活に余裕があるわけではなく、あくまで「借金をしない」「お金が急激に減らない」程度ですが…。)
1.ネット銀行で口座をつくる
最初のうちは「投資?損するんでしょ?難しいんでしょ?」「でもお金は増やしたい…!」と、儲けたいのに面倒は嫌と考えていました。過去の自分の面倒くささにあきれますが、そんな私がまず選んだのがネット銀行でした。
当時、ソニーの「ソニー銀行」、楽天の「楽天銀行」が出始めの頃。まずはプロバイダがソネットだったから、という単純な理由でソニー銀行に口座を作ってみました。
ネット銀行に定期預金を預ける
当時、世間のネット銀行の信頼度は今よりずっと低くて、例えるなら初期のPayPayくらいの感じだったと思います。
しかし、都市銀行の金利は今も昔もとても安く、このまま都市銀行の定期預金に預けているだけでは、金利はほとんどつかない。
都市銀行・ネット銀行の金利
都市銀行の定期預金の金利 0.002%
ネット銀行の定期預金の金利 0.010%
※300万円未満の場合 2021年12月現在
そう思った私は、思い切って貯金の3分の1をソニー銀行の定期預金に預けてみました。
投資の第一歩にネット銀行は便利
都市銀行ではほとんど増えなかった定期預金が、ネット銀行だと細々ながらも利息がつくようになりました。ここでネット銀行の便利さを実感したことが、次のフェーズへ進むきっかけとなりました。
その後、楽天市場のアカウントを持っていた関係で(ポイントが貯まるから)楽天銀行の口座も開設。その後は株主優待めあてで株式投資をはじめました。
2.株主優待目当てで株を買う
楽天銀行の口座開設後、楽天証券の口座もつくりました。その頃、「優待生活桐谷さん」が話題になっていて、「株式投資のおまけで商品がもらえるなら、株価が下がっても案外お得かも…」と考え始めました。
とりあえず「桐谷さん」に頼ってみる
「難しい投資の勉強は苦手、簡単にお得な株を買いたい…!」と、かなり面倒くさがりで自己中な私が、真っ先に頼ったのが「桐谷さん」でした。
桐谷さんが有名ということもありましたが、彼の株主優待本は、ほかの専門書よりも優しく書かれていたのです。
「これなら投資初心者にもわかりやすい…!」と思った私は、とりあえず本の通りにおすすめの株を購入してみることに…。
好きな美容関連株なら続けられる
もともと、コスメや美容製品をに興味があったので、美容関連株に絞っていくつか購入しました。
その後は株価の上がり下がりで損はありますが、株は長期保有でなるべく売買せず、お目当てのコスメを毎年タダで手に入れています。
詳しくはこちらの
「株主優待で楽しい美容ライフ。マツモトキヨシの買物からヤーマン美容家電まで、お得にゲットしました。」でご確認ください。
私が保有するお得な株主優待特典について書いています。
また、株式投資で定期的にもらえる「配当金」も、貴重な現金収入となりました。
3.リスク分散目的で投資信託を買う
株式投資のはじめの頃は、株主優待目当てで長期保有のため、それほどリスクは感じませんでした。
しかし、ちかごろの災害やコロナによる株価の乱高下はすさまじく、「どうせすぐに売らないし、気にしないでおこう…。」と思っても、自分の買った会社の株価が下がるのは正直しんどいです。
なんとか対策をたてねば!と、思ったところ、またもや救世主が…。
ユーチューバーに分散投資を学ぶ
ちょうど「ユーチューバー」という言葉が流行り始めた頃でした。しばらくして芸人の中田敦彦さんが本格的にユーチューバーとしてデビューされ、政治や経済などの動画を配信されるようになったのです。
そして、それらの金融関連動画を見た私は、「分散投資って大事なんだ…!」と、切実に実感したのでした。
これまで投資信託はいくつか購入していたのですが、あくまでも株がメインで、投資信託の割合は低めだったのです。
しかし、昨今の株価の下落や動画で紹介された分散投資のやり方を知り、あらためて投資信託を見直すことにしました。
山崎元先生にほったらかし投資を学ぶ
そこで、もうひとりの講師、山崎元さんの投資本に出会いました。
山崎元さんは「手数料の高い金融商品は買うな!投資信託は買ったらほったらかせ!」という、ズボラ初心者にはありがたい、簡単な投資信託方法を提示してくれました。
山崎元さんの本を読んだ私は、これまで買っていた手数料の高い商品を整理し、手数料のかからない投資信託に変えていったのです。
その結果、株価の損益を投資信託でまかなうことができ、資金のバランスがとれるようになりました。また、配当金や株主優待のおかげで、娯楽・美容費だけは自分のお金でまかなえています。
まとめ:儲かるか儲からないかは、あなた次第
ここまで私の投資体験を書いてきましたが、「ネット銀行の預金」、「株式投資」「投資信託」、この3つをうまく配分していくことで、リスクを分散できることを知りました。
そして投資に大切なのは、勉強はもちろんですが、なによりも「投資を行う勇気」だと思います。当たり前ですが、行動しなければ何も始まりませんから。
しかし、投資は損をすることもあります。今も購入した株の半分以上は下がったままです。
でも、それでも都市銀行だけでは得られなかった利益や経験を学べたことは、私の財産ですし、失敗も含めて投資をやってよかったと感じています。