レストランの売りは何だったのか?Day1
こんにちは。結婚式の人です。今日からnoteを少しづつ書いていきます。先ずは昔の記事をリマスター化からです。
明日まで大阪滞在予定です。
今日は、私見でピックアップした大阪のレストラン巡りをしております。
知人からのご紹介などでない場合、今でも恩師からの教えは忠実の守り、商談の前に最低二度は実際にレストランを利用し、改めて外交でお伺いするようにしています。
『相変わらず、子供っぽいなー。なんも味をわからずに、生意気に講釈を垂れるな。身銭を切って自分なりの言葉で表現してるか…』
お会いした時はこのくだりがいつも15分ぐらい続きました。。
20数年前、売れないミュージシャンだった私が、何一つ縁も無かったソムリエ資格を取得し、Mrブライダルに出会い、結婚式に携わる道を見つけるまで。
きっかけは間違いなくワインと出会うきっかけを作ってくれた亡くなった恩師との出会いと、19歳からお世話になり、今でも時々ご挨拶に伺うレストランオーナー夫妻のお陰だと思っています。
音楽しか取り柄が無いのに音楽事務所を離れ、学歴も無く、仕事も無い。
これからの人生をどうやって生きて行こうか…
途方に暮れていました。
「君さぁー、普通…酒屋で立ち読みする奴いないんだけど、変わってるねー。ワインに興味あるんだったら、ここの屋上で今度ワインサロンしようと思ってるんだけど、今日来てみる?」
革パンツにギターケースを持って、酒屋で立ち読みをしている明らかに怪しい奴だっと思うのです。
「来れる時にワイングラスを片付けてくれるだけで良いから、好きなだけワイン飲んで行っていいよ」
私に声を掛けて下さったのが当時日本にシャンパーニュ文化を地道に広げる活動をしていた今は亡き恩師の小林史高先生との出会いでした。(後に小林先生はその道で日本一となり有名Schoolで門下生も沢山輩出され、シャンパーニュ専門書籍を出版、雑誌の連載も持たれていました)
『レストランにはワインを飲みに行くんじゃなくて、料理を楽しみながら他愛のない会話を愉しみ、人が集う場所…ワインが主役になってはいけない。。。』
田崎真也さんがソムリエ世界一となり、1998年当時ワインはテレビで稲垣吾郎主演のソムリエを主役にしたドラマが当たり、空前のワインブーム。
▶写真は、ドラマ「ソムリエ」ラメールの舞台として撮影で使われた日本橋にあるアフロディテ
巷にはグラスをやたら回すスワリング人間がテーブルを占領。
ワインを開けては自由なコメントを言い合い、ワイン会も毎日のように開催されていました。
小林先生との出会いは、国分寺にある酒屋で本を立ち読みしていて、声を掛けられたのがきっかけですが、その話しは改めて。
空前のワインブームの後押しもあり、街場のレストランでもウェディン需要が少しずつ増えてきます。必要に迫られマネージャーだった私も結婚式のキャプテンなるものを経験する事になります。
ある日常連のお客様から
『ここで結婚式をしたいんですけど出来ますか??』と質問を受けました…。
『えっ⁈ここでですか??』
長くなりそうなので続きは又(笑)